JR九州のシステム障害 復旧は「偶然」
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大混乱を招いたシステム障害について、JR九州は18日、記者会見を開き、1997年のシステム導入以降、初めて行った通信用部品の交換中に不具合が発生したことを明らかにした。危機管理上用意していた別の1系統もダウンし、訓練用システムを活用して復旧。訓練用がなかったり、使えなかったりした場合、運転再開はさらに遅れていたことになり、危機管理への認識不足を露呈した格好だ。
同社によると、今回取り換えていた部品は、電気回路が埋め込まれている縦15センチ、横40センチほどの基板。システム上で、列車番号や運行を自動制御する「自動列車進路制御装置」の一部という。
午前4時、システムメーカーの社員2人とJR九州の社員2人が部品の交換作業を始めると、アラームが鳴動。この部品を取り付け直して再起動するなど試みたが、予備の系統も含め2系統ともに不能に陥った。
システムは導入から15年がたち、昨年11月には2年に1度の点検を実施。軽微な事象を除き、これまで不具合はなかった。他の鉄道会社でも同じメーカーのシステムを導入しているが、同様のシステムダウンは聞いたことがないという。JR九州は今後、人為的なミスやコンピューター上の不備、部外からのウイルス攻撃など、あらゆる面から原因究明を急ぐ。
復旧できたのは訓練用システムがあったためで、同社幹部は「中に鹿児島線のデータを入れていてラッキーだった。違うデータであればさらに2時間程度かかった」と“偶然の重なり”を強調。青柳俊彦専務は「今回の事象は危機管理が十分でなかったという意味で証拠となる。原因をよく調べたうえで、具体的な対策に取り組んでいく」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130719-00010000-qbiz-bus_all
※この記事の著作権は配信元に帰属します。
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同社によると、今回取り換えていた部品は、電気回路が埋め込まれている縦15センチ、横40センチほどの基板。システム上で、列車番号や運行を自動制御する「自動列車進路制御装置」の一部という。
午前4時、システムメーカーの社員2人とJR九州の社員2人が部品の交換作業を始めると、アラームが鳴動。この部品を取り付け直して再起動するなど試みたが、予備の系統も含め2系統ともに不能に陥った。
システムは導入から15年がたち、昨年11月には2年に1度の点検を実施。軽微な事象を除き、これまで不具合はなかった。他の鉄道会社でも同じメーカーのシステムを導入しているが、同様のシステムダウンは聞いたことがないという。JR九州は今後、人為的なミスやコンピューター上の不備、部外からのウイルス攻撃など、あらゆる面から原因究明を急ぐ。
復旧できたのは訓練用システムがあったためで、同社幹部は「中に鹿児島線のデータを入れていてラッキーだった。違うデータであればさらに2時間程度かかった」と“偶然の重なり”を強調。青柳俊彦専務は「今回の事象は危機管理が十分でなかったという意味で証拠となる。原因をよく調べたうえで、具体的な対策に取り組んでいく」と話した。
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