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IBMのT.J. Watsonリサーチセンターから新しいオペレーティングシステム「FusedOS」が公開された。FusedOSはオペレーティングシステム研究プロジェクトの一環として公開されたソフトウェア。IBM Blue Gene/Qシステムで動作することを前提としている。ソースコードの大半はEPL (Eclipse Public License)のもとで提供されており、それ以外のソースコードはGPLv2ライセンスなどのもとで公開されている。

IBM Blue Gene/Qといったシステムは特定の目的に対して高い性能を発揮するように特別にカスタマイズされたシステムとして開発されている。一方、Linuxなどは汎用的に利用できるオペレーティングシステムとして開発されている。IBMから公開された「FusedOS」は、この双方のシステムの掛け渡しをすることを目的としたソフトウェアとされている。

「FusedOS」をBlue Gene/Qコンピュータノード上で実行すると、そのコンピュータノードはハイブリッドクラスタとして動作する状態へセットアップされる。このノードではLinuxを実行することもでき、また同時にIBMコンピュータノードカーネル(CNK)アプリケーションを実行することもできる。

(後藤大地)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131001-00000005-mycomj-sci
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