1台目のゲームPCにオススメな「NEXTGEAR i630GA2-W81」
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これなら買える!:
これまで2回続けて夢のマシン「MASTERPIECE」を紹介してきたが、今回は現実的な“これなら買える”ゲームPCとして「NEXTGEAR i630GA2-W81」を紹介しよう。
●価格を抑えつつゲームパフォーマンスを追求したNEXTGEARシリーズ
マウスコンピューターのゲーミングPCブランド「G-Tune」のデスクトップPCには、2つのシリーズがある。1つがフラッグシップとして君臨する「MASTERPIECE」シリーズ。そしてもう1つが、スタンダードな「NEXTGEAR」シリーズだ。これまで2回続けて夢のマシン「MASTERPIECE」を紹介してきたが、今回は現実的な“これなら買える”ゲームPCとして「NEXTGEAR i630GA2-W81」を紹介しよう。
「NEXTGEAR i630」シリーズは、高性能なCore i7とGeForce GTXシリーズのグラフィックスカードを組み合わせたPCだ。ゲームもこなせるパフォーマンスを備えながらも、現行ブロンズモデルなら9万9750円から購入でき、予算に合わせてカスタマイズも可能と、高いコストパフォーマンスを誇る。
今回評価したモデルは、CPUにCore i7-4770(3.4GHz)、GPUにGeForce GTX 770(2Gバイトを採用し、OSに最新の64ビット版Windows 8.1を組み合わせた「NEXTGEAR i630GA2-W81」だ。ちなみに、Windows 8.1はすでに販売開始されており、スタートメニュー(風のもの)が復活したり、いくつかの機能に変更が加えられている。
まずはケースのデザインをチェックしていこう。上位モデルのMASTERPIECEがスッキリとした外観だったのに対し、NEXTGEARではゲーマーの心をくすぐる「甲冑」ライクなデザインを取り入れているのが印象的だ。フロント表面は光沢のあるブラックで、そこにスリットのあるシルバーのプレートがアクセントになっている。起動時には青色LEDが内部で光り、前方下部に投影するギミックがある。
電源ボタンは天板部の一段出っ張った部分にある。押し間違いやすい場所だが、やや小さいボタンで少し奥まっており、さらに固めなので、誤動作することはほとんどない。電源ボタンの後方は一段凹んでおり、ここにはメディアカードリーダーとUSB 3.0×2、USB 2.0×2、オーディオ入出力端子が並んでいる。フロントパネルは左を軸に開く構造で、マグネットで止まるシンプルなものだ。フロント内部は通気性のよいメッシュになっている。
ケース内部の作りは比較的シンプルだが、グラフィックスカードの後方には広いスペースがあり、ファンの風を直接吹き当てることができるレイアウトが、ゲーミングPCとしての設計と感じられる。5インチベイは2基、3.5インチベイはオープン1基+シャドウ4基の計5基。3.5インチオープンベイ以外はツールレス機構が備わっている。ちなみに、評価機に搭載されていたHDDは容量2Tバイトの東芝製「DT01ACA200」だった。電源はFSP製の80PLUS Goldモデルで、出力は700ワット。裏面配線のないケースなので、ケーブルは内部で取り回されているが、内部の空間は十分に広く窮屈な感じはしない。
パーツの核となるマザーボードはMSI製だ。OEMモデルとみられるマザーボードは電源回路部にヒートシンクがない。ただし、拡張スロットはPCI Express x16が2本とx1スロットが3本と、ローエンドモデルのようにPCIスロット重視のものではなかった。
グラフィックスカードにMSI製の「N770GTX Twin Frozr 4S OC」が搭載されていた。デュアルファンに極太ヒートパイプを組み合わせたTwin Frozr 4クーラーは、ゲーム中でも動作音が静か。CPUクーラーはオーソドックスなトップフロータイプで、ファンの口径はリテールクーラーより若干大きめだ。トータルでの静音性は良好。グラフィックスカード以外で、とりわけ静音性を重視した構成は見られないが、ビビリ音や共振などがないためか、かなり静かに感じた。
●CPU性能にGPU性能、バランス型と呼ぶに相応しい性能を見せる
これまで試したてきたMASTERPIECEの2モデルは、ぶっ飛んだ価格の分、高解像度環境でも十分なフレームレートを得られる圧倒的な性能を見せてきたが、コストパフォーマンスを追求するNEXTGEAR i630GA2-W81の場合、標準的な解像度であるフルHDで、高画質〜最高画質レベルの映像を得られることが目標となる。このあたりをベンチマークで確認していこう。
まずPCMark 7では、PCMarksなど、主なスコアはMASTERPIECEに劣るものの、決して低いスコアではない。例えば、ComputationではCore i7-4960Xを搭載するMASTERPIECE i1560PA1に迫っているし、これに敵わないまでもEntertainmentやCreativityなどもかなり高いスコアを出している。Storageは今回HDD搭載モデルだったためにSSDを搭載するモデルに大差を付けられているので、カスタマイズするならここをポイントにするのがよいだろう。
PCMark 8では、こちらはPCMark 7より優れた結果を出した。例えばHomeでは、僅差さでMASTERPIECE i1560PA1を超えている。やはりStorageは負い目となるが、ここをSSDにカスタマイズすれば、パフォーマンスはさらに高まるはずだ。
CINEBENCH R11.5では、Multi CPUやSingle CPUで、最大5GHz駆動の8コアCPU「FX-9590」を搭載した「MASTERPIECE a1500BA1」を超えた。Single CPUではTurbo Boost 2.0のOC幅の高さもあり、Core i7-4960Xを搭載するMASTERPIECE i1560PA1をも上回っている点は、まだまだシングルスレッド性能が重要となるゲームでのパフォーマンスに期待を持たせてくれる。
Media Espressoによるトランスコードでは、アクセラレーション機能を効かせた際の速度は比較中最速だ。Quick Sync Videoによるアクセラレーションは、画質は別として速度面でアドバンテージがある。
一方、3DMarkでの3D性能比較では、搭載しているグラフィックスカードの性能差が出てしまっている。トップのMASTERPIECE i1560PA1はGeForce GTX TITANのSLI、MASTERPIECE a1500BA1はRadeon HD 8990と、どちらもデュアルGPUであるからこの点は仕方ない。ただし、スコア自体は間違いなく高く、ゲームを楽しむには十分だ。そのあたりはゲームベンチで示していこう。
ゲームベンチの最初はファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編。こちらは負荷が軽めのベンチマークなので、最高画質を選んでも、2560×1440ドットまでの全ての解像度で快適なプレイが楽しめる。
次は高負荷なMetro: Last Light。こちらも、画質オプションでVery Highを選んだほか、テッセレーションをHighに、モーションブラーをNormal、テクスチャフィルタリングを4xANに設定した最高負荷から若干低めの設定で、フルHD解像度時に53.36fpsとなり、60fpsには少し足りないが、プレイ自体には十分問題のないフレームレートが出ていた。
最後はトゥームレイダーの最高画質。デュアルGPUなら2560×1440ドットでも60fps近いフレームレートが出ていたが、さすがにシングルGPUのGeForce GTX 770となるとやや負荷が高い。ただし、フルHDで45.5fps、2560×1440ドットで29.2fps出ているため、30fpsなら確保できそうだし、画質オプションを見なおせばフルHDで60fpsが狙えそうだ。
●フルHDで快適に美麗なゲームを楽しめる
特に後半で紹介した3本のゲームベンチが示すとおり、MMOをプレイするならパフォーマンスは十分で、DirectX 11をバリバリ使ったアクションタイトルやFPSタイトルも、快適に楽しめるだけの性能が確認できた。
この辺りはグラフィックスカードのGPUの性能に左右されるため、NEXTGEAR i630GA2-W81を選択する際、BTOカスタマイズで調節してほしい。今回のようにGeForce GTX 770を選択できれば、現行タイトルならかなり快適に楽しめることだろう。
CPU処理性能といった普段使いのパフォーマンスも十分だ。CINEBENCH R11.5でのCPU性能はもちろん、PCMarkで示したように家庭内での使用を想定したHomeテストにおいて高いスコアを出した点は評価できる。また、Quick Sync Videoなどを活用すれば、ゲーム中のチャットや、ゲーム画面の録画や配信など、さまざまなゲーマーの欲求を満たすことができるはずだ。
もっともっと高価なパーツを、と望めばどこまでも価格が跳ね上がってしまうが、性能と価格の「バランス」のちょうどよく切り取ったのがこの「NEXTGEAR i630GA2-W81」だ。“鉄板構成”といえばそのとおりだが、高性能なマシンを手っ取り早く、かつ納得のいく価格で導入したいと望むなら、是非NEXTGEAR i600シリーズを検討してほしい。
[石川ひさよし(撮影:矢野渉),ITmedia]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131025-00000089-zdn_pc-prod
※この記事の著作権は配信元に帰属します。
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これまで2回続けて夢のマシン「MASTERPIECE」を紹介してきたが、今回は現実的な“これなら買える”ゲームPCとして「NEXTGEAR i630GA2-W81」を紹介しよう。
●価格を抑えつつゲームパフォーマンスを追求したNEXTGEARシリーズ
マウスコンピューターのゲーミングPCブランド「G-Tune」のデスクトップPCには、2つのシリーズがある。1つがフラッグシップとして君臨する「MASTERPIECE」シリーズ。そしてもう1つが、スタンダードな「NEXTGEAR」シリーズだ。これまで2回続けて夢のマシン「MASTERPIECE」を紹介してきたが、今回は現実的な“これなら買える”ゲームPCとして「NEXTGEAR i630GA2-W81」を紹介しよう。
「NEXTGEAR i630」シリーズは、高性能なCore i7とGeForce GTXシリーズのグラフィックスカードを組み合わせたPCだ。ゲームもこなせるパフォーマンスを備えながらも、現行ブロンズモデルなら9万9750円から購入でき、予算に合わせてカスタマイズも可能と、高いコストパフォーマンスを誇る。
今回評価したモデルは、CPUにCore i7-4770(3.4GHz)、GPUにGeForce GTX 770(2Gバイトを採用し、OSに最新の64ビット版Windows 8.1を組み合わせた「NEXTGEAR i630GA2-W81」だ。ちなみに、Windows 8.1はすでに販売開始されており、スタートメニュー(風のもの)が復活したり、いくつかの機能に変更が加えられている。
まずはケースのデザインをチェックしていこう。上位モデルのMASTERPIECEがスッキリとした外観だったのに対し、NEXTGEARではゲーマーの心をくすぐる「甲冑」ライクなデザインを取り入れているのが印象的だ。フロント表面は光沢のあるブラックで、そこにスリットのあるシルバーのプレートがアクセントになっている。起動時には青色LEDが内部で光り、前方下部に投影するギミックがある。
電源ボタンは天板部の一段出っ張った部分にある。押し間違いやすい場所だが、やや小さいボタンで少し奥まっており、さらに固めなので、誤動作することはほとんどない。電源ボタンの後方は一段凹んでおり、ここにはメディアカードリーダーとUSB 3.0×2、USB 2.0×2、オーディオ入出力端子が並んでいる。フロントパネルは左を軸に開く構造で、マグネットで止まるシンプルなものだ。フロント内部は通気性のよいメッシュになっている。
ケース内部の作りは比較的シンプルだが、グラフィックスカードの後方には広いスペースがあり、ファンの風を直接吹き当てることができるレイアウトが、ゲーミングPCとしての設計と感じられる。5インチベイは2基、3.5インチベイはオープン1基+シャドウ4基の計5基。3.5インチオープンベイ以外はツールレス機構が備わっている。ちなみに、評価機に搭載されていたHDDは容量2Tバイトの東芝製「DT01ACA200」だった。電源はFSP製の80PLUS Goldモデルで、出力は700ワット。裏面配線のないケースなので、ケーブルは内部で取り回されているが、内部の空間は十分に広く窮屈な感じはしない。
パーツの核となるマザーボードはMSI製だ。OEMモデルとみられるマザーボードは電源回路部にヒートシンクがない。ただし、拡張スロットはPCI Express x16が2本とx1スロットが3本と、ローエンドモデルのようにPCIスロット重視のものではなかった。
グラフィックスカードにMSI製の「N770GTX Twin Frozr 4S OC」が搭載されていた。デュアルファンに極太ヒートパイプを組み合わせたTwin Frozr 4クーラーは、ゲーム中でも動作音が静か。CPUクーラーはオーソドックスなトップフロータイプで、ファンの口径はリテールクーラーより若干大きめだ。トータルでの静音性は良好。グラフィックスカード以外で、とりわけ静音性を重視した構成は見られないが、ビビリ音や共振などがないためか、かなり静かに感じた。
●CPU性能にGPU性能、バランス型と呼ぶに相応しい性能を見せる
これまで試したてきたMASTERPIECEの2モデルは、ぶっ飛んだ価格の分、高解像度環境でも十分なフレームレートを得られる圧倒的な性能を見せてきたが、コストパフォーマンスを追求するNEXTGEAR i630GA2-W81の場合、標準的な解像度であるフルHDで、高画質〜最高画質レベルの映像を得られることが目標となる。このあたりをベンチマークで確認していこう。
まずPCMark 7では、PCMarksなど、主なスコアはMASTERPIECEに劣るものの、決して低いスコアではない。例えば、ComputationではCore i7-4960Xを搭載するMASTERPIECE i1560PA1に迫っているし、これに敵わないまでもEntertainmentやCreativityなどもかなり高いスコアを出している。Storageは今回HDD搭載モデルだったためにSSDを搭載するモデルに大差を付けられているので、カスタマイズするならここをポイントにするのがよいだろう。
PCMark 8では、こちらはPCMark 7より優れた結果を出した。例えばHomeでは、僅差さでMASTERPIECE i1560PA1を超えている。やはりStorageは負い目となるが、ここをSSDにカスタマイズすれば、パフォーマンスはさらに高まるはずだ。
CINEBENCH R11.5では、Multi CPUやSingle CPUで、最大5GHz駆動の8コアCPU「FX-9590」を搭載した「MASTERPIECE a1500BA1」を超えた。Single CPUではTurbo Boost 2.0のOC幅の高さもあり、Core i7-4960Xを搭載するMASTERPIECE i1560PA1をも上回っている点は、まだまだシングルスレッド性能が重要となるゲームでのパフォーマンスに期待を持たせてくれる。
Media Espressoによるトランスコードでは、アクセラレーション機能を効かせた際の速度は比較中最速だ。Quick Sync Videoによるアクセラレーションは、画質は別として速度面でアドバンテージがある。
一方、3DMarkでの3D性能比較では、搭載しているグラフィックスカードの性能差が出てしまっている。トップのMASTERPIECE i1560PA1はGeForce GTX TITANのSLI、MASTERPIECE a1500BA1はRadeon HD 8990と、どちらもデュアルGPUであるからこの点は仕方ない。ただし、スコア自体は間違いなく高く、ゲームを楽しむには十分だ。そのあたりはゲームベンチで示していこう。
ゲームベンチの最初はファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編。こちらは負荷が軽めのベンチマークなので、最高画質を選んでも、2560×1440ドットまでの全ての解像度で快適なプレイが楽しめる。
次は高負荷なMetro: Last Light。こちらも、画質オプションでVery Highを選んだほか、テッセレーションをHighに、モーションブラーをNormal、テクスチャフィルタリングを4xANに設定した最高負荷から若干低めの設定で、フルHD解像度時に53.36fpsとなり、60fpsには少し足りないが、プレイ自体には十分問題のないフレームレートが出ていた。
最後はトゥームレイダーの最高画質。デュアルGPUなら2560×1440ドットでも60fps近いフレームレートが出ていたが、さすがにシングルGPUのGeForce GTX 770となるとやや負荷が高い。ただし、フルHDで45.5fps、2560×1440ドットで29.2fps出ているため、30fpsなら確保できそうだし、画質オプションを見なおせばフルHDで60fpsが狙えそうだ。
●フルHDで快適に美麗なゲームを楽しめる
特に後半で紹介した3本のゲームベンチが示すとおり、MMOをプレイするならパフォーマンスは十分で、DirectX 11をバリバリ使ったアクションタイトルやFPSタイトルも、快適に楽しめるだけの性能が確認できた。
この辺りはグラフィックスカードのGPUの性能に左右されるため、NEXTGEAR i630GA2-W81を選択する際、BTOカスタマイズで調節してほしい。今回のようにGeForce GTX 770を選択できれば、現行タイトルならかなり快適に楽しめることだろう。
CPU処理性能といった普段使いのパフォーマンスも十分だ。CINEBENCH R11.5でのCPU性能はもちろん、PCMarkで示したように家庭内での使用を想定したHomeテストにおいて高いスコアを出した点は評価できる。また、Quick Sync Videoなどを活用すれば、ゲーム中のチャットや、ゲーム画面の録画や配信など、さまざまなゲーマーの欲求を満たすことができるはずだ。
もっともっと高価なパーツを、と望めばどこまでも価格が跳ね上がってしまうが、性能と価格の「バランス」のちょうどよく切り取ったのがこの「NEXTGEAR i630GA2-W81」だ。“鉄板構成”といえばそのとおりだが、高性能なマシンを手っ取り早く、かつ納得のいく価格で導入したいと望むなら、是非NEXTGEAR i600シリーズを検討してほしい。
[石川ひさよし(撮影:矢野渉),ITmedia]
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