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　神奈川県海老名市で会社を経営する傍ら、鷹匠(たかじょう)としての腕を磨いているブラジル人ソアレス・エドアルドさん（５３）が１６日、同県綾瀬市の東山公園で、鷹狩りのイベントを開く。

　エドアルドさんは「多くの人に鷹匠文化を広めたい」と張り切っている。

　サンパウロ市生まれのエドアルドさんは日本文化にひかれ、１９９０年に来日。起業を目指して仕事に打ち込んだが、一方で幼い頃に故郷の農場で見た鷹狩りの光景が忘れられなかった。

　設立したコンピューターシステム会社の経営が軌道に乗ったのを機に、２年前に念願のオオタカを購入。日本の伝統文化としての鷹匠について記した漢字だらけの文献と格闘し、茨城県の猛禽(もうきん)類店に通って鷹匠でもある店長から教えを請うなど、勉強を重ねた。

　タカが野良猫に襲われたり、エドアルドさんも鋭い爪で引っかかれたりと悪戦苦闘の連続。放したタカが戻ってくる「フリーフライト」も、最初は電線に止まったまま戻ってこないなど苦労したが、今は「ルナ」と名付けた南米原産のタカなどがフリーフライトをできるようになり、調教も進んでいる。鷹匠文化の普及に取り組むため設立したＮＰＯ法人「ラプター・ジャパン」の活動にも取り組む。

　１６日のイベントでは、エドアルドさんがフリーフライトなどのパフォーマンスを披露するほか、タカを腕に乗せるなど来場者がタカと触れ合うこともできる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131115-00000874-yom-soci
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