防災の知見神戸に集約 連携の拠点神戸大構想
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神戸大学都市安全研究センター(RCUSS)が、スーパーコンピューター「京(けい)」を持つ理化学研究所計算科学研究機構(神戸市中央区)など近郊に集まる世界水準の研究機関が連携する結節点として共同研究や交流の成果を集約し、市民に還元する「地域貢献型防災・減災連携拠点」構想を進めている。国内では例がなく、同センターは「阪神・淡路大震災から復興した神戸で、人々の命を守る取り組みのモデルを示したい」と意気込んでいる。(森本尚樹)
同大は2012年以降、同機構のほか、実大三次元震動破壊実験施設(E‐ディフェンス)を持つ防災科学技術研究所兵庫耐震工学研究センター(三木市)、地球深部探査船「ちきゅう」を持つ海洋研究開発機構(JAMSTEC、神奈川県横須賀市)と次々と連携協定を結んだ。
加えて、東部新都心「HAT神戸」に集積する防災機関でつくる国際防災・人道支援協議会(DRA)にもオブザーバーとして参加するほか、兵庫県、神戸市とも包括連携協定を結んだ。
自治体から地盤情報や災害記録といったデータ提供を受けたRCUSSなどの研究機関は、共同研究や定期的な交流を通じ知見や研究成果を集約。連携の中で生まれた研究成果を、自治体の政策立案に生かしてもらうとともに、オープンセミナーや報道機関などを通じ市民に還元する。
昨年12月には、連携の中で、京などでの解析を前提としたE‐ディフェンス震動実験を企画する動きが持ち上がった。世界的な研究機関が「地域連携」に参加することで、神戸地域を想定した高度な研究が進み、市民の安全に直結する成果が期待される。
RCUSSの飯塚敦センター長は「阪神・淡路大震災を経験し、防災研究機関が集積する神戸だからこそできる取り組み。大学としても、分野別、組織別といった縦割りの発想を脱却し、各機関との連携をより密にしたい」と話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140101-00000016-kobenext-soci
※この記事の著作権は配信元に帰属します。
ダイエット宅配栄養食の美健倶楽部
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神戸大学都市安全研究センター(RCUSS)が、スーパーコンピューター「京(けい)」を持つ理化学研究所計算科学研究機構(神戸市中央区)など近郊に集まる世界水準の研究機関が連携する結節点として共同研究や交流の成果を集約し、市民に還元する「地域貢献型防災・減災連携拠点」構想を進めている。国内では例がなく、同センターは「阪神・淡路大震災から復興した神戸で、人々の命を守る取り組みのモデルを示したい」と意気込んでいる。(森本尚樹)
同大は2012年以降、同機構のほか、実大三次元震動破壊実験施設(E‐ディフェンス)を持つ防災科学技術研究所兵庫耐震工学研究センター(三木市)、地球深部探査船「ちきゅう」を持つ海洋研究開発機構(JAMSTEC、神奈川県横須賀市)と次々と連携協定を結んだ。
加えて、東部新都心「HAT神戸」に集積する防災機関でつくる国際防災・人道支援協議会(DRA)にもオブザーバーとして参加するほか、兵庫県、神戸市とも包括連携協定を結んだ。
自治体から地盤情報や災害記録といったデータ提供を受けたRCUSSなどの研究機関は、共同研究や定期的な交流を通じ知見や研究成果を集約。連携の中で生まれた研究成果を、自治体の政策立案に生かしてもらうとともに、オープンセミナーや報道機関などを通じ市民に還元する。
昨年12月には、連携の中で、京などでの解析を前提としたE‐ディフェンス震動実験を企画する動きが持ち上がった。世界的な研究機関が「地域連携」に参加することで、神戸地域を想定した高度な研究が進み、市民の安全に直結する成果が期待される。
RCUSSの飯塚敦センター長は「阪神・淡路大震災を経験し、防災研究機関が集積する神戸だからこそできる取り組み。大学としても、分野別、組織別といった縦割りの発想を脱却し、各機関との連携をより密にしたい」と話している。
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