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　三重県の三岐鉄道三岐線で２０１２年１１月に起きた脱線事故で、運輸安全委員会は３１日、運転士が赤信号を見落とし、運転指令担当も運転制御システムを誤って操作したことが原因とする調査報告書を公表した。

　事故は、同県いなべ市の三里駅を出発した普通電車（３両編成）が、待避用の安全側線に入り、車止めを乗り越えて脱線した。乗客２人にけがはなかった。

　報告書によると、三岐線は単線だが、事故当時は三里駅での行き違いはない時間帯だった。しかし、運転指令は行き違いがあると勘違いして赤信号にし、電車は待避用側線へ誘導される状態になった。運転士は赤信号を見落として電車を発車させたため、事故につながったという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140201-00000246-yom-soci
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