<降圧剤>武田薬品の宣伝に論文と別グラフ…京大病院調査へ
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武田薬品工業の降圧剤カンデサルタン(商品名ブロプレス)の効果を調べた京都大、大阪大などのチームによる臨床試験について、論文のグラフと同社が宣伝に引用した際のグラフが異なっているとの専門家の指摘があり、京都大病院が調査することが分かった。
田村憲久厚生労働相は28日の閣議後の記者会見で「状況を確認し、適切に対応したい」と話した。
疑問点を指摘する京都大病院の由井芳樹医師の意見が、25日付の米医学誌ハイパーテンション(電子版)に掲載された。この試験は、患者約4700人を2グループに分け、カンデサルタンと別の降圧剤とで脳卒中発症などの影響を比較し、「発症抑制効果に差はなかった」などと結論付けた。2006年に学会発表し、08年に同誌で発表された。
由井医師によると、この論文が同社の薬の宣伝に使われた際、論文にあるグラフとは異なるグラフが引用されていた。由井医師は「試験は一つなのにグラフが複数あるのは不自然。宣伝に使ったグラフの方が、持続して病気を抑える効果があるように見える」と話す。
武田薬品は「研究チームから提供されたグラフをそのまま使った」と説明している。同社は試験の中心となった京都大EBM研究センターに07年度以降、計約6億円を提供していた。【河内敏康、八田浩輔】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140228-00000031-mai-soci
※この記事の著作権は配信元に帰属します。
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田村憲久厚生労働相は28日の閣議後の記者会見で「状況を確認し、適切に対応したい」と話した。
疑問点を指摘する京都大病院の由井芳樹医師の意見が、25日付の米医学誌ハイパーテンション(電子版)に掲載された。この試験は、患者約4700人を2グループに分け、カンデサルタンと別の降圧剤とで脳卒中発症などの影響を比較し、「発症抑制効果に差はなかった」などと結論付けた。2006年に学会発表し、08年に同誌で発表された。
由井医師によると、この論文が同社の薬の宣伝に使われた際、論文にあるグラフとは異なるグラフが引用されていた。由井医師は「試験は一つなのにグラフが複数あるのは不自然。宣伝に使ったグラフの方が、持続して病気を抑える効果があるように見える」と話す。
武田薬品は「研究チームから提供されたグラフをそのまま使った」と説明している。同社は試験の中心となった京都大EBM研究センターに07年度以降、計約6億円を提供していた。【河内敏康、八田浩輔】
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