【シンガポール】会計庁、新形式の財務諸表導入で規定見直し
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会計企業規制庁（ＡＣＲＡ）は27日、ＡＣＲＡに財務諸表を提出する際の要件を見直し、10月末から新規定を施行すると発表した。同月以降、すべての財務諸表をＸＢＲＬ（財務報告向けの標準コンピューター言語）フォーマットを用いて作成することを企業に求めており、今回の見直しはこれに合わせたもの。
新規定では、財務諸表の提出に際し、情報提供の必要がある最低要件を新たに策定した。例えば主要財務諸表では財政状態計算書や損益計算書、キャッシュ・フロー計算書、法定調書では取締役や独立監査法人の報告書提出を義務付ける。国内で設立された全企業が対象となる。
ＸＢＲＬ形式の財務諸表は2007年４月30日以降の事業年度から採用できる。
ただ金融管理庁（ＭＡＳ）が管轄する商業銀行、投資銀行、保険会社、金融サービス会社や、「中小向けシンガポール財務報告基準（ＳＦＲＳ）」が適用される中小企業は適用外となる。
またＸＢＲＬの本格導入を控え、企業に新方式に慣れてもらうため９月までＸＢＲＬの試験運用版「BizFin」を提供する。180万Ｓドル（約１億4,000万円）を投じて新会計システムの周知も進め、利用方法を教える講座や説明会などを開く予定だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130628-00000003-nna_kyodo-asia
※この記事の著作権は配信元に帰属します。
ＦＩＳＨＥＲＭＡＮ’Ｓ ＢＡＧ
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会計企業規制庁（ＡＣＲＡ）は27日、ＡＣＲＡに財務諸表を提出する際の要件を見直し、10月末から新規定を施行すると発表した。同月以降、すべての財務諸表をＸＢＲＬ（財務報告向けの標準コンピューター言語）フォーマットを用いて作成することを企業に求めており、今回の見直しはこれに合わせたもの。
新規定では、財務諸表の提出に際し、情報提供の必要がある最低要件を新たに策定した。例えば主要財務諸表では財政状態計算書や損益計算書、キャッシュ・フロー計算書、法定調書では取締役や独立監査法人の報告書提出を義務付ける。国内で設立された全企業が対象となる。
ＸＢＲＬ形式の財務諸表は2007年４月30日以降の事業年度から採用できる。
ただ金融管理庁（ＭＡＳ）が管轄する商業銀行、投資銀行、保険会社、金融サービス会社や、「中小向けシンガポール財務報告基準（ＳＦＲＳ）」が適用される中小企業は適用外となる。
またＸＢＲＬの本格導入を控え、企業に新方式に慣れてもらうため９月までＸＢＲＬの試験運用版「BizFin」を提供する。180万Ｓドル（約１億4,000万円）を投じて新会計システムの周知も進め、利用方法を教える講座や説明会などを開く予定だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130628-00000003-nna_kyodo-asia
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