2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ロボットに仕事を奪われないためには

いつもご覧いただき、ありがとうございます♪

最新ニュースをお届けします。




SF映画を見ると、未来は必ずと言っていいほど有用で働き者のロボットであふれた場所として描かれている。ロボットが家事にいそしむ傍らで人間はカクテルをかき混ぜたり、おしゃべりしたりしている。おかしなことに、そうした世界は決して実現されることはないように見えた。むしろ私たち誰もがかつてないほど猛烈に働き、スマートフォンや電子メールに縛られているように見える。

 だが、未来はようやく近づきつつあるのかもしれない。人工知能は大幅かつ急速に進歩しており、ロボットが日々の生活の一部になる日は近いかもしれない。米インターネット検索大手グーグルは無人車の開発に熱心に取り組んでいる。サムスンはロボット掃除機を発売している。そのほか単純な外科手術をしたり、基本的な法律文書を作成したり、ヒトに外国語を教えたり、さらには(人間ほど上手ではないものの)新聞記事を書いたりするロボットや機械も開発中だ。

 米カーネギーメロン大学のイラ・レザー・ノバクシュ教授(ロボット工学)は新著『Robot Futures』の中で、従来の人間の仕事を全て機械がこなすようになる日を想像している。さらにマッキンゼー・グローバル・インスティテュート(MGI)の最近のリポートによると、そうした仕事には「知識労働」も含まれるようになるという。

 これら全てがいつ実現されるかはまだ分からない。技術は熱心な擁護派が予想するほど急速に進歩するとは限らない。そうは言っても、あらゆる先進国で製造業界の雇用が急速に失われているのは、単に中国の安価な労働力との競争のせいだけでないことは明らかだ。工場の多くの職務がロボットに取って代わられているからにほかならない。ロボットは人間よりも信頼性が高く、賃上げも要求しなければ、上司に盾突くこともない。

 こうしたことはサービス業でも起こる可能性がある。ロボットがいずれトラックやバンを人間よりも上手に運転できるようになるのは間違いないだろう。さらには人間よりも上手に教えたり、議論したり、文章を書いたりできるようにもなるかもしれない。現在は比較的安定していて賃金が高いように見える多くの職種にまで、知能を持った機械が進出する可能性もある。

あなたはロボットが台頭しても将来自分の仕事を守ることができるだろうか。そうした事態に備え、まず次の5つを心がけることをお勧めする。

 ロボットを作る側のヒトになれ。産業革命初期の頃、英国の繊維工場労働者たちは自らを失職に追い込んだ動力織機をたたき壊したことで自動化の歴史に名を残した。彼らがそうした行動をとるのももっともだ。苦労して学んだ技能がある日突然無用になってしまったのだから。

 もし彼らが新しい織機の作り方を学んでいたとしたら、すなわち大金が稼げる職種に就いていたとしたら、もっといい暮らしができていただろう。それと同じ理屈で、数十年後にはロボット作りで大金が稼げるようになるだろう。あるいはロボットの修理や予備部品の供給、古いロボットの再利用といった仕事でもおカネを得られるかもしれない。

 高級市場に移行せよ。ロボットがあなたの仕事をあなたよりも安いコストでできるようになり、近く失職に追いやられる可能性はあるが、ロボットがあなたの仕事をあなたよりも上手にこなせるようになるまでにはまだ時間がかかるだろう。食料品店のレジは自動読み取り機で十分事足りるし、顧客にしてみれば、それによって商品の値段が安くなれば有り難いと思うだろう。しかし、接客については機械の方が優れているとは言えない。人間のサービスにおカネを払うヒトはいるだろう。しかもサービスが洗練されていればいるほど、喜んでおカネを払うだろう。

 創造的になれ。法律や医療、エンジニアリング、会計といった、いかに多くの複雑な情報を保持し、適用できるかに大きく依存している専門的な分野にもコンピューターやロボットが進出するのはほぼ間違いないだろう。

 しかし、そのような高度な機械が本当に創造的なものになるまでにはまだ時間がかかるだろう。自動診断ツールが新たな疾患を検知するのに必要なわずかな関連性を特定したり、がん患者に適切なカウンセリングをしたりするのは難しいだろう。ロボット弁護士では、裁判の流れを大きく変える可能性のある判決や判例を見つけたり、陪審員の感情に訴えるような論拠を見いだすことはできないかもしれない。革新的な仕事であればあるほど、そして自らの技能をより創造的な形で適用できればできるほど、仕事を守るのはラクだろう。

 新たな産業を見いだせ。経済は決してゼロサムゲームではない。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)やゲームができる電話、オンライン上に写真を保存する場所が必要になるなど誰が予想していただろうか。これら大産業は10年前ですら存在していなかった。だとすれば、今から10年後には全く新たな産業がたくさん誕生しているだろう。もちろんロボットもいずれは追いつくだろう。しかし、素早く行動すれば、自動化の襲来に先行できる可能性はある。

 ロボットを楽しませろ。本当の人工知能が誕生すれば、時間やおそらくおカネを持ったR2 D2 がたくさん登場する可能性がある。ロボットが私たちのために仕事をこなせるように、私たちにもロボットのためにできることがあるはずだ。ロボットに新たな技能を教えたり、ロボットに冗談を言ったりする方法を学ぶといいだろう。ロボットにモノを売る仕事も一大産業になるかもしれない。

 自動化によって古い職業が廃れる一方で、新たな職業が開拓される。私たちはそうしたチャンスを生かす方法を学ぶ必要があるだろう。新たなロボットのお手伝いさんを拒んでいても仕事で成功は望めない。それよりも、ロボットの至らない点を予測し、常に先んじる方法を抜け目なく考えておくことだ。

(筆者のマシュー・リン氏はロンドンを拠点とする金融ジャーナリストで、「Bust: Greece, the Euro and the Sovereign Debt Crisis」の著者。マット・リンの名で冒険スリラーも執筆している)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130708-00000503-wsj-bus_all
※この記事の著作権は配信元に帰属します。

通販のe-問屋






コメントの投稿

Secret

カテゴリ
最新記事
最新コメント
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
未設定
--位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
未設定
--位
アクセスランキングを見る>>
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カウンター
Powered by FC2 BLOG

Let's start blogging!!

Powered by FC2 Blog

リンク
カレンダー
04 | 2024/05 | 06
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
マイりこめんど
月別アーカイブ
検索フォーム
ポチっとな

FC2Blog Ranking

ブロとも申請フォーム

ブロともになりましょうヽ(^。^)ノ

QRコード
QR