見た目はちょっとサイバーに コンピューターが演出する生活
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【新・関西笑談】神戸大大学院教授 塚本昌彦さん
−−これから、ウエアラブルコンピューターがどんどん普及していきますね
塚本 楽観的ですが、1、2年ですごく広まることもありえます。みんなが体中にセンサーを付けて、コンピューターが食べ物や体調をマネジメントしてくれる。スポーツもゲーム感覚でもっと楽しくなる。「散歩に夢中になって2時間も歩き回っちゃったよ」みたいな。新しい遊びや暮らしがどんどん増えてくる。
−−人々の見た目も変わりそうですね
塚本 今よりも外でアクティブに活動する人が増えるので、みんなスリムになって、「メタボ」を壊滅できそうですね。そして、見た目がちょっと“サイバー”になる。おしゃれな人たちは、サイバーなものをいっぱい付けて暮らして街の中を歩いているでしょうね。テンションやリズムによってLEDの色が変わる電飾服を着て、カラオケに行けば、すごく盛り上がる。より楽しく健康で豊かな生活を、コンピューターが演出してくれるんです。
−−そのウエアラブルを誰よりも早く取り入れた
塚本 私の研究は、こうしたウエアラブルコンピューターや情報機器のシステムとハンズフリーの操作方法について、どんなシステムをどう作るか、プログラミングの枠組みとか、そういうものを考えています。だから、平成13年くらいにヘッドマウントディスプレイが登場したとき、研究の一環でいち早く購入して身に付けました。
−−周りの反応は
塚本 当然、研究者仲間は付けると思っていたのですが、誰も付けなかった。すぐに街の中でいろいろな人が付けるだろうと思っていたのに、そうならなかった。しかし反響は大きいんです。付けてないと「今日はどうしたの?」とがっかりされるので、やめるにやめられなくなくなってしまった。まあ、研究者としては、他の人と違うことをして先頭を切るということが、ある種の誇りだと思って頑張ってやってきました。
−−常時付けているのですか
塚本 家にいるとき以外はほとんど付けています。昔はパソコンをベルトで腰につけていて、ディスプレーの眼鏡もとても大きく目立っていたので、人混みがワアッと目の前で割れて、あからさまに自分を避けて通る。電車の中でも、周りの人との距離が空きました。今でも多少そうですけど。
−−どんな使い方をしているのですか
塚本 眼鏡にディスプレーが付いています。スマホと同じアンドロイドのコンピューターで、メールやツイッター、フェイスブックを見たり。24時間、目の前にスマホの画面が見えると想像して頂いたらいいと思います。付いているカメラは「ライフログ」というジャンル。これはまぁ人生の記録用に。
−−他の用途は
塚本 業務用の使い方が注目されています。例えば緊急医療の現場とか、いろいろな専門的業務。現場に遠隔指示するために使おうとしているみたいですね。
−−使い続けることで分かったことは
塚本 今、「グーグル・グラス」で指摘されている社会的な問題ですね。どういう時にどう危ないか−とか。公共の場や人混みでポルノアプリとか不適切なアプリは良くないとか、カメラを装着していると、トイレではちゃんとオフにすべきだとか。そんなことを含めて、生活のノウハウもたくさんたまってきました。12年分、私は他の人たちをリードしていると思います。(聞き手 有年由貴子)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130709-00000135-san-soci
※この記事の著作権は配信元に帰属します。
通販のe-問屋
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−−これから、ウエアラブルコンピューターがどんどん普及していきますね
塚本 楽観的ですが、1、2年ですごく広まることもありえます。みんなが体中にセンサーを付けて、コンピューターが食べ物や体調をマネジメントしてくれる。スポーツもゲーム感覚でもっと楽しくなる。「散歩に夢中になって2時間も歩き回っちゃったよ」みたいな。新しい遊びや暮らしがどんどん増えてくる。
−−人々の見た目も変わりそうですね
塚本 今よりも外でアクティブに活動する人が増えるので、みんなスリムになって、「メタボ」を壊滅できそうですね。そして、見た目がちょっと“サイバー”になる。おしゃれな人たちは、サイバーなものをいっぱい付けて暮らして街の中を歩いているでしょうね。テンションやリズムによってLEDの色が変わる電飾服を着て、カラオケに行けば、すごく盛り上がる。より楽しく健康で豊かな生活を、コンピューターが演出してくれるんです。
−−そのウエアラブルを誰よりも早く取り入れた
塚本 私の研究は、こうしたウエアラブルコンピューターや情報機器のシステムとハンズフリーの操作方法について、どんなシステムをどう作るか、プログラミングの枠組みとか、そういうものを考えています。だから、平成13年くらいにヘッドマウントディスプレイが登場したとき、研究の一環でいち早く購入して身に付けました。
−−周りの反応は
塚本 当然、研究者仲間は付けると思っていたのですが、誰も付けなかった。すぐに街の中でいろいろな人が付けるだろうと思っていたのに、そうならなかった。しかし反響は大きいんです。付けてないと「今日はどうしたの?」とがっかりされるので、やめるにやめられなくなくなってしまった。まあ、研究者としては、他の人と違うことをして先頭を切るということが、ある種の誇りだと思って頑張ってやってきました。
−−常時付けているのですか
塚本 家にいるとき以外はほとんど付けています。昔はパソコンをベルトで腰につけていて、ディスプレーの眼鏡もとても大きく目立っていたので、人混みがワアッと目の前で割れて、あからさまに自分を避けて通る。電車の中でも、周りの人との距離が空きました。今でも多少そうですけど。
−−どんな使い方をしているのですか
塚本 眼鏡にディスプレーが付いています。スマホと同じアンドロイドのコンピューターで、メールやツイッター、フェイスブックを見たり。24時間、目の前にスマホの画面が見えると想像して頂いたらいいと思います。付いているカメラは「ライフログ」というジャンル。これはまぁ人生の記録用に。
−−他の用途は
塚本 業務用の使い方が注目されています。例えば緊急医療の現場とか、いろいろな専門的業務。現場に遠隔指示するために使おうとしているみたいですね。
−−使い続けることで分かったことは
塚本 今、「グーグル・グラス」で指摘されている社会的な問題ですね。どういう時にどう危ないか−とか。公共の場や人混みでポルノアプリとか不適切なアプリは良くないとか、カメラを装着していると、トイレではちゃんとオフにすべきだとか。そんなことを含めて、生活のノウハウもたくさんたまってきました。12年分、私は他の人たちをリードしていると思います。(聞き手 有年由貴子)
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