「海底ケーブル網も標的」=米情報活動でスノーデン氏
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【香港時事】23日付の香港紙サウス・チャイナ・モーニング・ポストによると、米国家安全保障局(NSA)による個人の通信情報収集活動を暴露した香港滞在中の元中央情報局(CIA)職員、エドワード・スノーデン氏は同紙に対し、NSAが2009年、アジア最大級の海底ケーブル・ネットワークを運用するパックネット香港本社のコンピューターに、ハッカー攻撃を仕掛けて侵入していたことを明らかにした。
パックネットは約4万6000キロの海底ケーブルを敷設し、香港、中国本土、日本、シンガポール、インド、米国などを結んでいる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130623-00000059-jij-cn
※この記事の著作権は配信元に帰属します。
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【香港時事】23日付の香港紙サウス・チャイナ・モーニング・ポストによると、米国家安全保障局(NSA)による個人の通信情報収集活動を暴露した香港滞在中の元中央情報局(CIA)職員、エドワード・スノーデン氏は同紙に対し、NSAが2009年、アジア最大級の海底ケーブル・ネットワークを運用するパックネット香港本社のコンピューターに、ハッカー攻撃を仕掛けて侵入していたことを明らかにした。
パックネットは約4万6000キロの海底ケーブルを敷設し、香港、中国本土、日本、シンガポール、インド、米国などを結んでいる。
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浅倉大介、森雪之丞がVOCALOIDを語る──男声ボカロトリオ「ZOLA PROJECT」デモ曲について聞いてきた
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それぞれが個性的な声を持つ3人組の男声VOCALOIDデータベース「ZOLA PROJECT」がヤマハからいよいよ発売。その“デビュー曲”となるデモ曲「BORDERLESS」の作曲・作詞をそれぞれ担当した浅倉大介さん、森雪之丞さんにZOLA、VOCALOIDとの関わりについて聞いてきた。
浅倉さんは「VOCALOID楽曲は違和感がおもしろい」と話し、「プロの調教師を目指してみたいですね」と笑う。「人間だと思って作詞した」という森さんは「彼らは夢の世界から現実の世界にちょっと遊びにきてくれてるんじゃないか」と話す。
──浅倉さんはZOLAのデモ曲の作曲を担当されたわけですが、ZOLAの第一印象はどうでしたか?
浅倉:ぼくもかなり長いあいだ、人間の声のプロデュースやユニットの活動をしてきたんですけど、今回初めてVOCALOIDのための曲を作る、それも、世の中に浸透している女声VOCALOIDじゃなくて、男性3人組のVOCALOIDのライブラリ。ぼくの中では新人3人のデビュー曲を作るという、そんなプレッシャーもありながら、実際はけっこう楽しんで作りました。
──人じゃないわけですが。違和感はなかったですか?
浅倉:ぼくも長く作ってきたポップな、人間が歌っても成り立つメロディーと、VOCALOIDのある意味人間離れした部分のバランスを取るのが一番面白かったかな。
──浅倉さんと言えば、ヤマハの名機と言われたシンセサイザーの音色やデモ曲を作ったりされていましたよね。シンセとしてのVOCALOIDということで、浅倉さんに話が来たということですかね。
浅倉:どうなんでしょうね。それはヤマハの人に聞いてください(笑)
今回のミックスで、(VOCALOIDは)やっぱり楽器の音色に近いので、人間らしくポップに聴かせるにはどう処理したらいいのかな、ていう部分でいろいろと試行錯誤をしましたね。人間だとちょっと明るめに聴こえるようにピッチを高めにとったりする歌い方があるんですが、このZOLAのトラックでは数セント(1セントは半音のさらに100分の1)のレベルでピッチをコントロールしてます。
──その際にVOCALOID3のJob Pluginは使ってます?
浅倉:ぼくは基本Macで作っているんで、ヤマハの人にある程度作ってもらって、それを受け取って波形レベルである程度処理をしているんです。
──Mac版欲しいですよね。
浅倉:ほしいですね。Cubaseでは動くようになる(VOCALOID Editor for Cubase:愛称「ボカキュー」)らしいですけど、単体でもMacで動いてほしいですね。
──そこはぜひ浅倉さんからプッシュを。
浅倉:そうね、iOSでは動いているからね。
──iVOCALOIDですね(現在、女声のVY1、男声のVY2、そして女声アイドルボカロの蒼姫ラピスの3種類がある)。
浅倉:iVOCALOIDもダウンロードしたことはありますよ。
──iOS向けということでは、最近ではMobile Music Sequencerのデモ曲も浅倉さんがやられてますよね。
※Mobile Music Sequencer:iPhone、iPad向けの、バッキングを簡単に作ることができるアプリ。iVOCALOIDと組み合わせてGarageBandやCubasisなどのDAWを使うと、iOSだけで音楽制作を完結できる。
●森「彼らは夢の世界から現実の世界に遊びにきてくれている」
≪──森雪之丞さんのような歌謡曲、J-POPの大御所がVOCALOIDの世界に乗り込んで来るとはちょっとした驚きです。
森:いろんなことやってるうちに年をとりました(笑)
──人間でないものに歌詞を書くというのはどんな感じですか?
森:人間だと思って作詞しました。人間でないものはしゃべらないじゃないですか。ぼくらと同じように横に座ってはいないけど、彼らは夢の世界から現実の世界にちょっと遊びにきてくれてるんじゃないかと思うんです。
──3人のそれぞれに書き分けとかしましたか?
森:詞に関しては、3人グループのキャラを設定してかけあいというのであれば相当キャラを設定する必要があったけど、今回は浅倉さんのすごいリズム、ビートが走っているものにどう乗せるかなということがテーマだったので。
1カ所追っかけがあるんです。はじめは1オクターブ下で追いかけたんですけど、実際はオクターブで重ねたんですよ。1声対2声みたいなおもしろさはありますけど、それは詞とはちょっと違うことなので。
浅倉:3人いると真ん中が歌って、両脇の2人が間の手を入れて来る、みたいな。
森:VOCALOID用の音楽というのはないわけですから。そこはあえて意識しないで曲を作ったし、作詞の方も……。
コーラスグループだって、人間でもレコーディングでここはこうやろうとかいうことは当然あるわけじゃないですか。ここはこの2人が歌って、とか。それと同じことだと思うんですよね。まあ、文句を言わない。「俺、ここを歌いたいんだけど」とは言わない(笑)
浅倉:あと、「ここの高さ出ないんだけど」とも言わないしね。
──わははは。なるほど。発音にしても高さにしても、人間だと制限があるわけですよね。
●浅倉「VOCALOID楽曲は、違和感が面白い」
浅倉:人間はありますけど、VOCALOIDだとそのへんが言う通りに動いてくれるので、だから、VOCALOID楽曲って聴いててその違和感がおもしろいですよね。
上がって下がるのも、人間だとふっとなっちゃうところが機械のように普通に上がってくれたり。
──極端に音程が上下しても。
浅倉:がんばるしね(笑)
森:普通に入力しちゃうと3声に聴こえないんですよね。みんなピッチがよすぎて。機械だから。だから3声に聴こえるようにするためにはピッチをずらさないと。
──そのためのJob Plugin「ZOLA_Unizon」が入っているわけですね(別売のVOCALOID 3 Editorを使うと、このプラグインが利用できる)。
森:人じゃない大変さといったら、逆にそういうところですかね。
──3人、それぞれソロでやっていけると思います? どの声がお気に入りですか?
浅倉:そうですね。3人それぞれ声色に特徴を持ってるんで。ぼくはけっこうKYO君をメインに、ハーモニーだとYUUがつくかなあ、という。WILは甘い声なんで、おいしいところでバッと出してきたりとか、あったかいハーモニーが欲しいときには下ハモにWILを入れたりとか。人間でもあるじゃないですか、コーラスグループで。それが面白かったですね。
──その配分がすごく絶妙だなって。
浅倉:ありがとうございます。
──男声VOCALOIDが3人いっぺんにでてきて一挙に充実したのでこれはヤマハさんに感謝しなくちゃいけないですね。
浅倉:男声の音声ライブラリもけっこう出てるんですけど、やっぱり個性がそれぞれ強くって。
──強すぎる?
浅倉:disってるわけじゃないですけど(笑) ZOLAは個性があって、すごくピュアですよね。新人で手あかがついてない男の子3人でも声がいいから。で、「これをどうしますか?」って提案があって、それをぼくらも受けて、発売されて。これを使えば全員がプロデューサーになれるというのはすごいラッキーなことだと思います。
──彼らが育っていったらまた曲を書いてみたいと思いますか?
浅倉:プロの調教師を目指してみたいですね(笑)
人間のディレクションもうまくなるかもしれないですね(笑)
──逆もできるということですね。
浅倉:ただ、人間はビートにのったりということはできるけど、VOCALOIDにはまだそういうのはできなくって。そういうのをどうやろうかというと、そこはLogicでオートメーションしたりとか、ボリュームフェーダーかけまくって声の表情を出したりとか。けっこう大変だったけど面白かった。
──そこはLogicなんですね。
浅倉:はい。
──これからのVOCALOIDにはどんなことを期待していますか?
浅倉:VOCALOIDの音楽シーンはバーチャルな部分とリアルな部分が混在していて面白いものになっていて、型にはまらずこれから広がっていってほしいと思いますね。ぼくらの世代が想像しないようなことをみんなやってくれるからね。初音ミクが出て5年ですからね。
──育ちましたよね。
浅倉:すごい進化ですよね。ドラムマシンがでたときに、生のドラマーが「俺たちはどうなるんだ」みたいなものがレコーディング業界ではありましたけど、やっぱりそれぞれのよさがあって、それぞれが生き残っているので、VOCALOIDもVOCALOIDらしさを保って突っ走っていってほしいですね。とくにZOLAの3人には。
●言葉までを遊びの道具にしてしまう
森:作詞の域から離れる話かもしれませんけど、テクニックでできあがっていた音楽が、アイデアとかセンスとか楽しみ方とかそういうもので作れるようになってきた。コンピュータミュージックが始まったときからそうなんですけど、「まさか言葉まで」とはね。
まさに言葉までを遊びの道具にしてしまったんだから、それは人間ってすごいなって。ZOLAはもちろんすごいけど、でも人間がすごいな、ってところに結局は戻ってくるわけで。本当にZOLAは優秀だと思うけど、使っている人間がどれだけ楽しんで、イメージを広げて、夢と現実の境界線を破っていってくれるかということが、一番楽しいことだと思うので。そういうところで遊んでくれたらいいなと思っています。
浅倉:初めて雪之丞さんとコラボできたんでうれしくて。歌詞の世界がいいところを突いているんですよ。今までのボカロを愛している人たちにも通じるメッセージだし、ZOLAでボカロを知った方にもなんか、可能性を感じられるような、とても素敵な歌詞なんで、ぜひ言葉を見ながら聴いてほしいですね。
森:浅倉さんのビートがあって、シンコペーションもアンティシペーションがすごくビートを作っている、そのメロにいかにVOCALOIDの言葉を乗せるかというところで、「ZOLA君どのくらいできるかな?」っていう。
「天使なんて言ってたって」とか、食ったところで促音とか。浅倉さんのメロがそういうものを求めていたから実験ができたことなんで、非常におもしろいセッションができたと思います。
──それに応えるだけの性能だったと。
森:もちろん。ちょっと無理かなと思ってたんですけど。
浅倉:見事に応えてくれたなと思ってたんです。けっこうハードル高くって、小さな「っ」とか、一音節の中に「ん」が入ってたりとか、どう表現されるんだろうと。
──人間なら苦労しそうなところですね。
森:今の時代でそれが歌えないと難しいだろうと思われるようなことをZOLAにも試してみたというね。
浅倉:デビュー曲にして2人でSごっこしてましたね(笑)
──いじめたけど、ちゃんと応えてくれたよと。
森:むちゃくちゃ応えてくれましたね。
6月20日に行われたヤマハ銀座で開かれた発表会では、このデモ曲コンビと開発陣を加えたトークセッションが行われ、ZOLAで提供されるさまざまな音声、ビジュアル素材についても発表された。
音声素材はAHSのexVOICEに似た仕組みで、VOCALOIDデータベースでは表現しづらい音声断片を「中の人」が発声したものを収録。
ビジュアルについても、天野喜孝さんだけではなく、KEIさんなど4人の絵師が3人のビジュアルを自分流に描いたものを公式が提供しており、投稿にも使えるようになっている。
ZOLA PROJECTはオープンプライス。VOCALOID STOREでの価格は1万2800円。ダウンロード販売は現在のところ、行われていない。
なお、ZOLA PROJECTの今後の展開として、iVOCALOID版、英語データベースをはじめとする声色の拡充について剣持さんに聞いたところ、「未定」とのことだった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130623-00000005-zdn_n-sci
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それぞれが個性的な声を持つ3人組の男声VOCALOIDデータベース「ZOLA PROJECT」がヤマハからいよいよ発売。その“デビュー曲”となるデモ曲「BORDERLESS」の作曲・作詞をそれぞれ担当した浅倉大介さん、森雪之丞さんにZOLA、VOCALOIDとの関わりについて聞いてきた。
浅倉さんは「VOCALOID楽曲は違和感がおもしろい」と話し、「プロの調教師を目指してみたいですね」と笑う。「人間だと思って作詞した」という森さんは「彼らは夢の世界から現実の世界にちょっと遊びにきてくれてるんじゃないか」と話す。
──浅倉さんはZOLAのデモ曲の作曲を担当されたわけですが、ZOLAの第一印象はどうでしたか?
浅倉:ぼくもかなり長いあいだ、人間の声のプロデュースやユニットの活動をしてきたんですけど、今回初めてVOCALOIDのための曲を作る、それも、世の中に浸透している女声VOCALOIDじゃなくて、男性3人組のVOCALOIDのライブラリ。ぼくの中では新人3人のデビュー曲を作るという、そんなプレッシャーもありながら、実際はけっこう楽しんで作りました。
──人じゃないわけですが。違和感はなかったですか?
浅倉:ぼくも長く作ってきたポップな、人間が歌っても成り立つメロディーと、VOCALOIDのある意味人間離れした部分のバランスを取るのが一番面白かったかな。
──浅倉さんと言えば、ヤマハの名機と言われたシンセサイザーの音色やデモ曲を作ったりされていましたよね。シンセとしてのVOCALOIDということで、浅倉さんに話が来たということですかね。
浅倉:どうなんでしょうね。それはヤマハの人に聞いてください(笑)
今回のミックスで、(VOCALOIDは)やっぱり楽器の音色に近いので、人間らしくポップに聴かせるにはどう処理したらいいのかな、ていう部分でいろいろと試行錯誤をしましたね。人間だとちょっと明るめに聴こえるようにピッチを高めにとったりする歌い方があるんですが、このZOLAのトラックでは数セント(1セントは半音のさらに100分の1)のレベルでピッチをコントロールしてます。
──その際にVOCALOID3のJob Pluginは使ってます?
浅倉:ぼくは基本Macで作っているんで、ヤマハの人にある程度作ってもらって、それを受け取って波形レベルである程度処理をしているんです。
──Mac版欲しいですよね。
浅倉:ほしいですね。Cubaseでは動くようになる(VOCALOID Editor for Cubase:愛称「ボカキュー」)らしいですけど、単体でもMacで動いてほしいですね。
──そこはぜひ浅倉さんからプッシュを。
浅倉:そうね、iOSでは動いているからね。
──iVOCALOIDですね(現在、女声のVY1、男声のVY2、そして女声アイドルボカロの蒼姫ラピスの3種類がある)。
浅倉:iVOCALOIDもダウンロードしたことはありますよ。
──iOS向けということでは、最近ではMobile Music Sequencerのデモ曲も浅倉さんがやられてますよね。
※Mobile Music Sequencer:iPhone、iPad向けの、バッキングを簡単に作ることができるアプリ。iVOCALOIDと組み合わせてGarageBandやCubasisなどのDAWを使うと、iOSだけで音楽制作を完結できる。
●森「彼らは夢の世界から現実の世界に遊びにきてくれている」
≪──森雪之丞さんのような歌謡曲、J-POPの大御所がVOCALOIDの世界に乗り込んで来るとはちょっとした驚きです。
森:いろんなことやってるうちに年をとりました(笑)
──人間でないものに歌詞を書くというのはどんな感じですか?
森:人間だと思って作詞しました。人間でないものはしゃべらないじゃないですか。ぼくらと同じように横に座ってはいないけど、彼らは夢の世界から現実の世界にちょっと遊びにきてくれてるんじゃないかと思うんです。
──3人のそれぞれに書き分けとかしましたか?
森:詞に関しては、3人グループのキャラを設定してかけあいというのであれば相当キャラを設定する必要があったけど、今回は浅倉さんのすごいリズム、ビートが走っているものにどう乗せるかなということがテーマだったので。
1カ所追っかけがあるんです。はじめは1オクターブ下で追いかけたんですけど、実際はオクターブで重ねたんですよ。1声対2声みたいなおもしろさはありますけど、それは詞とはちょっと違うことなので。
浅倉:3人いると真ん中が歌って、両脇の2人が間の手を入れて来る、みたいな。
森:VOCALOID用の音楽というのはないわけですから。そこはあえて意識しないで曲を作ったし、作詞の方も……。
コーラスグループだって、人間でもレコーディングでここはこうやろうとかいうことは当然あるわけじゃないですか。ここはこの2人が歌って、とか。それと同じことだと思うんですよね。まあ、文句を言わない。「俺、ここを歌いたいんだけど」とは言わない(笑)
浅倉:あと、「ここの高さ出ないんだけど」とも言わないしね。
──わははは。なるほど。発音にしても高さにしても、人間だと制限があるわけですよね。
●浅倉「VOCALOID楽曲は、違和感が面白い」
浅倉:人間はありますけど、VOCALOIDだとそのへんが言う通りに動いてくれるので、だから、VOCALOID楽曲って聴いててその違和感がおもしろいですよね。
上がって下がるのも、人間だとふっとなっちゃうところが機械のように普通に上がってくれたり。
──極端に音程が上下しても。
浅倉:がんばるしね(笑)
森:普通に入力しちゃうと3声に聴こえないんですよね。みんなピッチがよすぎて。機械だから。だから3声に聴こえるようにするためにはピッチをずらさないと。
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森:人じゃない大変さといったら、逆にそういうところですかね。
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浅倉:そうですね。3人それぞれ声色に特徴を持ってるんで。ぼくはけっこうKYO君をメインに、ハーモニーだとYUUがつくかなあ、という。WILは甘い声なんで、おいしいところでバッと出してきたりとか、あったかいハーモニーが欲しいときには下ハモにWILを入れたりとか。人間でもあるじゃないですか、コーラスグループで。それが面白かったですね。
──その配分がすごく絶妙だなって。
浅倉:ありがとうございます。
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浅倉:男声の音声ライブラリもけっこう出てるんですけど、やっぱり個性がそれぞれ強くって。
──強すぎる?
浅倉:disってるわけじゃないですけど(笑) ZOLAは個性があって、すごくピュアですよね。新人で手あかがついてない男の子3人でも声がいいから。で、「これをどうしますか?」って提案があって、それをぼくらも受けて、発売されて。これを使えば全員がプロデューサーになれるというのはすごいラッキーなことだと思います。
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浅倉:プロの調教師を目指してみたいですね(笑)
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浅倉:はい。
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まさに言葉までを遊びの道具にしてしまったんだから、それは人間ってすごいなって。ZOLAはもちろんすごいけど、でも人間がすごいな、ってところに結局は戻ってくるわけで。本当にZOLAは優秀だと思うけど、使っている人間がどれだけ楽しんで、イメージを広げて、夢と現実の境界線を破っていってくれるかということが、一番楽しいことだと思うので。そういうところで遊んでくれたらいいなと思っています。
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データジャーナリズム——世界に広がる「データからニュースを発見する」挑戦
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((((((( ‥)ノ |EXIT|
いま、データを活用した新たな報道手法「データジャーナリズム」に注目が集まっています。データジャーナリズムは「データからニュースとなるファクトを発見し、伝える」手段として、テクノロジーの進化や、インターネット上に公開されているデータの増加とともに、ここ1〜2年という短期間のうちに世界各国の編集現場で急速に浸透しました。いまでは多くの報道機関にとってデータジャーナリズムは「取り組まざるを得ない報道手法」となりつつあります。
日本ではまだあまり認知されていませんが、世界を見渡すと実践事例は着実に増えてきています。昨年(2012年)のロンドンオリンピック報道やアメリカ大統領選挙報道では、欧米の報道機関を中心にデータジャーナリズムの手法を取りれた取り組みが数多く見られました。データジャーナリズムの歴史はまだ浅いにも関わらず、データジャーナリズムの手法を取り入れた取材がスクープを見つけ出し、世論や行政を動かすこともしばしばあります。
■オープンデータに反映される「社会のいま」
データジャーナリズムがここまで注目される背景には、一定のルールのもとであれば誰もが自由に利用できるインターネット上に公開されているデータ、いわゆる「オープンデータ」の広がりがあります。オープンデータは政府・自治体、国際機関、公共機関、民間企業などが出し手となり、その種類も多岐にわたります。なかでも、政府・自治体が提供するオープンデータの種類は非常に豊富で、「人口に関する統計データ」、「財政に関する統計データ」、「貿易に関する統計データ」、「犯罪に関する統計データ」など、社会の実情を知るうえで参考となるオープンデータが数多く提供されています。また、検索サービスや、ブログ・SNSに代表されるソーシャルメディアなど、私たちが普段利用しているインターネットサービスの利用状況を、オープンデータとして提供する民間企業もでてきました。
このようなオープンデータには、人、企業、国などの動きや実情がファクトとして反映されるため、社会の「いま」を知る重要な手掛かりとなります。そのため、複数のオープンデータを組み合わせて分析することで社会の問題を発見したり、オープンデータを利用して権力を監視するなど、報道分野ではいち早く利用されるようになりました。
■浸透するデータジャーナリズム
データジャーナリズムを実践するには、データ収集、データ分析、データ可視化に関する多様なスキルが要求されますが、その一方で、実践に必要なツールには無料で使えるものも多く、大きな資本がなくても実践できるのが特徴です。当初は資本力のある大手報道機関が先行していましたが、いまや地域メディアや新興メディア、新興国・途上国の報道機関においても、有効な報道手法となってきました。
また、データジャーナリズムはニュースを発見する手段としてだけでなく、発見したニュースを「わかりやすく伝える手段」としても利用できることから、社会の問題を解決しようと活動するNPOやNGOにおいても、自分たちの活動意義や活動の成果を世に伝える手段として、徐々に浸透してきています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130623-00010000-wordleaf-sci
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日本ではまだあまり認知されていませんが、世界を見渡すと実践事例は着実に増えてきています。昨年(2012年)のロンドンオリンピック報道やアメリカ大統領選挙報道では、欧米の報道機関を中心にデータジャーナリズムの手法を取りれた取り組みが数多く見られました。データジャーナリズムの歴史はまだ浅いにも関わらず、データジャーナリズムの手法を取り入れた取材がスクープを見つけ出し、世論や行政を動かすこともしばしばあります。
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データジャーナリズムがここまで注目される背景には、一定のルールのもとであれば誰もが自由に利用できるインターネット上に公開されているデータ、いわゆる「オープンデータ」の広がりがあります。オープンデータは政府・自治体、国際機関、公共機関、民間企業などが出し手となり、その種類も多岐にわたります。なかでも、政府・自治体が提供するオープンデータの種類は非常に豊富で、「人口に関する統計データ」、「財政に関する統計データ」、「貿易に関する統計データ」、「犯罪に関する統計データ」など、社会の実情を知るうえで参考となるオープンデータが数多く提供されています。また、検索サービスや、ブログ・SNSに代表されるソーシャルメディアなど、私たちが普段利用しているインターネットサービスの利用状況を、オープンデータとして提供する民間企業もでてきました。
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■浸透するデータジャーナリズム
データジャーナリズムを実践するには、データ収集、データ分析、データ可視化に関する多様なスキルが要求されますが、その一方で、実践に必要なツールには無料で使えるものも多く、大きな資本がなくても実践できるのが特徴です。当初は資本力のある大手報道機関が先行していましたが、いまや地域メディアや新興メディア、新興国・途上国の報道機関においても、有効な報道手法となってきました。
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ハッキングで人を殺す?恐るべきサイバー攻撃の手口を紹介—米誌
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2013年6月20日、ハッキングで人を殺すことができるという。人間はロボットでもないのに、どうやってハッキングで殺すというのだろうか?実は、われわれの暮らしにますます密着しつつある様々な電子機器により、それが可能となりつつある。科技日報が伝えた。
米ポピュラーサイエンス誌のウェブ版はこのほど、ターゲットが特殊で、生命・財産を損ねる恐れのある5種のサイバー攻撃を紹介した。ただしこの記事は、「こうした違法行為は、攻撃を仕掛ける難しさ、予想される効果などいずれの面から見ても、テロリストの第一の選択肢になることはないだろう」と指摘している。つまり実際のリスクは、夜もおちおち寝ていられない程度までには達していないことになる。
一、心臓ペースメーカーを狙う
ある人物の心臓ペースメーカーに攻撃をかける——殺し屋がターゲットの体内に埋め込まれた医療機器を使い、暗殺に成功するなど、まるでハリウッド映画のワンシーンのようだ。一般人にとって、現実の生活でそのようなことは起こり得ない。
しかしこれは理論上可能だ。オーストラリアのある研究員は2012年、心臓ペースメーカーに対する攻撃が可能であることを示した。コンピュータウイルスを使用し、あるペースメーカー使用者から、30フィート内の距離にいる他の全てのペースメーカー使用者にウイルスを「感染」させることができるというのだ。
脅威レベル:★
この技術は武器よりコストが高く、成功率も極端に低いため、大々的に普及することはないだろう。ましてや偽の指示を発見できる「ハッカー防止」ペースメーカーを作ることも難しくない。そのためこれは映画などで使われる手口で、現実的な暗殺方法ではない。技術的に難しいためではなく、効率が低すぎるのだ。
二、飛行機墜落
航空事故の歴史を見ると、テロリストにハイジャックされた飛行機は悪運を免れがたい。飛行機の自動操縦システムの進化に伴い、潜在的なハイジャックの危険性についても指摘されている。技術水準が一定レベルに達した場合、悪意あるテロリストは自ら搭乗する必要がなくなるというのだ。テロリストは目標機のコンピュータを攻撃するだけで、犯罪を実現できることになる。
こうした犯罪の可能性が注目されるのも無理はない。いかに飛行機を遠隔操作し、ハイジャックするかという実験は、さまざまな安全会議で多く見られるようになるだろう。懸念すべきは、旅客機などの一般的なビジネス機よりも、高級なジェット機の方がサイバー攻撃を受けやすい点だ。これは通信効率を高めるために、ジェット機のコンピュータが外部からのアクセスを受けやすくなっているためで、ハッカーに付け入る隙を与えている。
飛行機そのものの他に、航空交通管制システムも一大ターゲットだ。このほど開かれた国際安全会議で、専門家らは偽物の信号が将来的に航空交通管理システムを混乱させる恐れがあることを示した。
脅威レベル:★★★★
三、ケーブルへの攻撃
停電は事故でもあり、殺人の元凶でもある。停電により引き起こされる危害は、人々の想像をはるかに超える。エアコンが止まり、商店・薬局・病院が閉店を余儀なくされ、携帯電話サービスが麻痺状態に陥る。停電による不便は、患者などの人々にとっては致命的だ。
2003年のニューヨーク大停電による死傷者に関する報告書によると、停電と直接関連する原因により90人が死亡した(ニューヨーク市の公式発表の15倍)。当時の事故原因は、某地の電力会社のシステム上の些細なバグに過ぎなかったが、結果的に5500万人の米国人が一夜にして前工業時代に戻され、その状態が3日間続いた。
アクシデントでさえこうなのだから、綿密に計画されていた攻撃だったらどうなるだろうか。2012年夏にもハッカーがカナダ電力会社のネットワークの安全システムを突破し、電力の支配権を手にした。最終的に実質的な破壊は行われなかったが、少なくとも彼らにその能力があることが証明された。
脅威レベル:★★☆
四、自動車への攻撃
一般的な自動車に取り付けられている盗難防止システムは、車を泥棒の手から守ることができるが、同時にサイバー攻撃に向け門を開けてもいる。
自動車電子安全の専門家は2010年、ハッカーが用いるある装置を紹介した。これを車に取り付けると、ハッカーはどれだけ遠く離れていても、その自動車の「新たなオーナー」になれるというのだ。それ以降、自動車がマルウェアにより制御される懸念が日増しに深刻化している。
2011年の研究報告書によると、自動車の電子システムに離れた所から攻撃を仕掛ける多くの方法が存在する。例えばゼネラル・モーターズのオンスターは、ハッカーがセルラーネットワークを用い攻撃を仕掛ける対象になりうるという。ブレーキやアクセルなどの制御ができなくなった場合、その結果は想像に難くないだろう。
脅威レベル:★★★
五、無人機による攻撃
神出鬼没の殺し屋である無人機は、昨今大きな話題になっているが、これは同時にテロリストの仲間になる可能性がある。無人機そのものを操作しなくとも、間違った方向に飛ばすか墜落させるだけで恐怖と破壊を引き起こすことができる。イランは2012年に、米軍のRQ−170無人攻撃機を拿捕したと発表したが、これはその最も有名な例だ。
しかし軍の海外における行動よりも、人々は本国内で類似したことが生じないかについて関心を持っている。その答えは、当然ながら「イエス」だ。2012年夏、アメリカ国土安全保障省が実施したコンテストにおいて、テキサス州オースティンの学生らが政府の無人機の行動を妨害することに成功した。
米連邦航空局が2015年に無人機専用の空域を設定すれば、米国は常に無人機の「ご厄介」になる時代に突入する。科学者・警察局・大学など数えきれないほど多くの部門、さらには個人までもが、無人機を使用する機会を得ることになる。そのため無人機が悪意ある利用をされることは必然的だ。
脅威レベル:★★
(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/TF)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130623-00000000-rcdc-cn
※この記事の著作権は配信元に帰属します。
FISHERMAN’S BAG
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2013年6月20日、ハッキングで人を殺すことができるという。人間はロボットでもないのに、どうやってハッキングで殺すというのだろうか?実は、われわれの暮らしにますます密着しつつある様々な電子機器により、それが可能となりつつある。科技日報が伝えた。
米ポピュラーサイエンス誌のウェブ版はこのほど、ターゲットが特殊で、生命・財産を損ねる恐れのある5種のサイバー攻撃を紹介した。ただしこの記事は、「こうした違法行為は、攻撃を仕掛ける難しさ、予想される効果などいずれの面から見ても、テロリストの第一の選択肢になることはないだろう」と指摘している。つまり実際のリスクは、夜もおちおち寝ていられない程度までには達していないことになる。
一、心臓ペースメーカーを狙う
ある人物の心臓ペースメーカーに攻撃をかける——殺し屋がターゲットの体内に埋め込まれた医療機器を使い、暗殺に成功するなど、まるでハリウッド映画のワンシーンのようだ。一般人にとって、現実の生活でそのようなことは起こり得ない。
しかしこれは理論上可能だ。オーストラリアのある研究員は2012年、心臓ペースメーカーに対する攻撃が可能であることを示した。コンピュータウイルスを使用し、あるペースメーカー使用者から、30フィート内の距離にいる他の全てのペースメーカー使用者にウイルスを「感染」させることができるというのだ。
脅威レベル:★
この技術は武器よりコストが高く、成功率も極端に低いため、大々的に普及することはないだろう。ましてや偽の指示を発見できる「ハッカー防止」ペースメーカーを作ることも難しくない。そのためこれは映画などで使われる手口で、現実的な暗殺方法ではない。技術的に難しいためではなく、効率が低すぎるのだ。
二、飛行機墜落
航空事故の歴史を見ると、テロリストにハイジャックされた飛行機は悪運を免れがたい。飛行機の自動操縦システムの進化に伴い、潜在的なハイジャックの危険性についても指摘されている。技術水準が一定レベルに達した場合、悪意あるテロリストは自ら搭乗する必要がなくなるというのだ。テロリストは目標機のコンピュータを攻撃するだけで、犯罪を実現できることになる。
こうした犯罪の可能性が注目されるのも無理はない。いかに飛行機を遠隔操作し、ハイジャックするかという実験は、さまざまな安全会議で多く見られるようになるだろう。懸念すべきは、旅客機などの一般的なビジネス機よりも、高級なジェット機の方がサイバー攻撃を受けやすい点だ。これは通信効率を高めるために、ジェット機のコンピュータが外部からのアクセスを受けやすくなっているためで、ハッカーに付け入る隙を与えている。
飛行機そのものの他に、航空交通管制システムも一大ターゲットだ。このほど開かれた国際安全会議で、専門家らは偽物の信号が将来的に航空交通管理システムを混乱させる恐れがあることを示した。
脅威レベル:★★★★
三、ケーブルへの攻撃
停電は事故でもあり、殺人の元凶でもある。停電により引き起こされる危害は、人々の想像をはるかに超える。エアコンが止まり、商店・薬局・病院が閉店を余儀なくされ、携帯電話サービスが麻痺状態に陥る。停電による不便は、患者などの人々にとっては致命的だ。
2003年のニューヨーク大停電による死傷者に関する報告書によると、停電と直接関連する原因により90人が死亡した(ニューヨーク市の公式発表の15倍)。当時の事故原因は、某地の電力会社のシステム上の些細なバグに過ぎなかったが、結果的に5500万人の米国人が一夜にして前工業時代に戻され、その状態が3日間続いた。
アクシデントでさえこうなのだから、綿密に計画されていた攻撃だったらどうなるだろうか。2012年夏にもハッカーがカナダ電力会社のネットワークの安全システムを突破し、電力の支配権を手にした。最終的に実質的な破壊は行われなかったが、少なくとも彼らにその能力があることが証明された。
脅威レベル:★★☆
四、自動車への攻撃
一般的な自動車に取り付けられている盗難防止システムは、車を泥棒の手から守ることができるが、同時にサイバー攻撃に向け門を開けてもいる。
自動車電子安全の専門家は2010年、ハッカーが用いるある装置を紹介した。これを車に取り付けると、ハッカーはどれだけ遠く離れていても、その自動車の「新たなオーナー」になれるというのだ。それ以降、自動車がマルウェアにより制御される懸念が日増しに深刻化している。
2011年の研究報告書によると、自動車の電子システムに離れた所から攻撃を仕掛ける多くの方法が存在する。例えばゼネラル・モーターズのオンスターは、ハッカーがセルラーネットワークを用い攻撃を仕掛ける対象になりうるという。ブレーキやアクセルなどの制御ができなくなった場合、その結果は想像に難くないだろう。
脅威レベル:★★★
五、無人機による攻撃
神出鬼没の殺し屋である無人機は、昨今大きな話題になっているが、これは同時にテロリストの仲間になる可能性がある。無人機そのものを操作しなくとも、間違った方向に飛ばすか墜落させるだけで恐怖と破壊を引き起こすことができる。イランは2012年に、米軍のRQ−170無人攻撃機を拿捕したと発表したが、これはその最も有名な例だ。
しかし軍の海外における行動よりも、人々は本国内で類似したことが生じないかについて関心を持っている。その答えは、当然ながら「イエス」だ。2012年夏、アメリカ国土安全保障省が実施したコンテストにおいて、テキサス州オースティンの学生らが政府の無人機の行動を妨害することに成功した。
米連邦航空局が2015年に無人機専用の空域を設定すれば、米国は常に無人機の「ご厄介」になる時代に突入する。科学者・警察局・大学など数えきれないほど多くの部門、さらには個人までもが、無人機を使用する機会を得ることになる。そのため無人機が悪意ある利用をされることは必然的だ。
脅威レベル:★★
(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/TF)
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