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「アナ雪」支えた日本人 美しさ重視の“カメラワーク”氷の城も




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 大ヒット中のディズニー映画「アナと雪の女王」。松たか子(36)神田沙也加(27)らによる日本語吹替版も好評だが、本編を製作したスタッフに名前を連ねる日本人クリエイターの活躍も見逃せない。東京都出身のアニマティック/レイアウト担当アーティスト、マット鈴木さんはアニメの中で“カメラ”を動かした。

 アンデルセン童話の傑作「雪の女王」にインスピレーションを得て、運命に引き裂かれた姉妹を主人公に、凍った世界を救う“真実の愛”を描く感動作。触れるものを凍らせる“禁断の力”を持つ女王エルサは、その力を抑えられず、真夏の王国を冬に変える。“雪の女王”となった姉と王国を救うため、妹のアナは雪山の奥深くへと旅に出る…。

 ——鈴木さんの「アニマティック」という仕事の内容を教えてください。

 「簡単に言うと、映画の構図を決める仕事になります。実写で言えば、撮影部に当たります。セットと俳優さん、アニメーションで言うとコンピューターとキャラクターをいかに美しく分かりやすいカメラ運びで見せていくか。監督と話しながら演出を含めて進めます。映画には文法のような法則があって、悪役は右からフレームインして左に出ていくとか、反対にヒーローは左から入って右から出ていくとか。そういうふうに物事を整理して観客に伝えないと混乱することがあるので。そういう法則を踏まえながら、セットのデザインを変えていく。階段の下り方についても、キャラクターがぶつかったりするようなら構造を変えたり、総合的に考えながら作っていく仕事です」

 ——担当されたシーンはどこですか?

 「今回はかなり面白いところをやらせてもらいました。今回はディズニーの真骨頂でもある音楽シーンでカメラを動かして演出していくという仕事をやりました。1つは最初にアナがゲートを開けて人々を呼び込むところ。その音楽シーンを担当しました。アナがすごくエキサイトして、もう待っていられないというふうにお皿を割ったりしながら出ていくシーンです」

 「もう1つ大きなのはトロール(岩の妖精)が大合唱して全員で大きな渦を作るようなシーンを担当しました。今回おもしろいと思ったのは、通常はストーリーテリングに合わせてシーンを動かすのに対して、今回は音楽に合わせてカメラワークを変えるということをしました。それが楽しくて、いろいろなパターンが考えられるので話し合いながら進めていくのが結構新しい経験で、とても楽しかったです」

 ——今回、鈴木さんから監督に提案されたことはありましたか?

 「やっぱり今回はカメラアングルとタイミングのことが主にありました。エキサイティングだけじゃないように心がけました。カメラ割りを細かくして短いカットでつないでいく方法も確かにありますが、私はディズニーのやり方はもうちょっと品よくどっしりとしたカメラワークで、美しさを一番大切にしたかったので、いろいろなやり方を落としていくという感じでした。あまりチャカチャカしないで押していくというか」

 「いろいろなことを監督と話しながら、私たちの部署は自分で作業したものを編集の部署に持って行って、編集のタイミングを見ながら完成形のスケッチモデルみたいなものを作るんです。その時に皆が意見をそれぞれ言い合います。だから非常にエネルギッシュでした。しかも今回は監督に女性(ジェニファー・リー)が入っていますので。ディズニーとしては初めてですよね。男の視点で見ていないというか、女性の感性が入っていることがおもしろいなと思いました。もちろん女性だけで進めるのではなくて男性の意見も取り入れますので、ちょうどいいバランスが取れているのではないかと思いました」

 前半のクライマックス。王国を飛び出したエルサは雪山へ。主題歌「Let It Go 〜ありのままで〜」が流れる中、エルサは“魔法”で氷と雪の城を作り上げる。鈴木さんはこのシーンも担当した。

 「もともと出身が雪国で、特に今回は雪や氷が主役クラスで描かれるので、このエフェクトのアニメーションには非常にエキサイトしています。カメラワークは責任重大。光が回らなかったりしたら、責任重大ですから。いかに美しく見せるかということを大切にしていますので、そこをぜひとも注目してもらいたいなと思います」

 「美しさ」重視の“カメラワーク”が冴え渡った。

 ◆マット鈴木 東京都出身。アート・センター・カレッジ・オブ・デザインで科学産業デザインを学び、1997年にウォルト・ディズニー・ピクチャーズ入社。「リトル・チキン」(2005年)「塔の上のラプンツェル」(10年)「くまのプーさん」(11年)など数多くの作品でアニマティックを担当。20世紀フォックス作品「アバター」(09年)の製作にも参加した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140506-00000078-spnannex-ent
※この記事の著作権は配信元に帰属します。











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