1億3000万円分の商品を盗んだティファニー“セレブ副社長”の「動機」
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米国の高級宝飾ブランド「ティファニー」製で、総額約1億3千万円ものダイヤモンドやプラチナの指輪やイヤリングを盗み、売りさばいていたとして、同社の女副社長(今年2月に退社)米連邦捜査局(FBI)が逮捕された。製品開発・管理のトップだった自らの立場を悪用し、容疑者に落ちた“セレブ”な副社長。裁判で有罪と判断されれば最高で禁錮30年を科される可能性もあるという。
(大谷卓)
■1回1万ドル以下の商品を…
FBIによると、逮捕されたのは同社の前副社長、イングリッド・レダーハースオクン容疑者(46)。製品開発、管理を担当する副社長だった2012年11月から今年2月までの間、ダイヤモンドやプラチナの指輪、ペンダントなど計165点を、ニューヨーク・マンハッタンの仲介人に転売し、計130万ドル(計1億3千万円)を盗み取った疑いがもたれている。
手口は“巧妙”だった。
販売しても問題がない商品を「傷がついている」と理由をつけたり、「紛失した」などとしたりして会社に報告。同僚らに疑われないように、持ち出す商品は1回につき、1万ドル以下に限定。売却先には「わたし個人のものだ」と説明していたという。
米ジョージタウン大を卒業後、ティファニーへ。夫は、富裕層や機関投資家からカネを集めて運用するヘッジファンドのマネジャーを務め、世界有数の金融機関UBSの元重役とされるヤリ手だ。2人は、米コネティカット州の高級住宅街ダーレンに居宅を構え、セレブな生活を送っていた。
女優オードリー・ヘプバーンさんがティファニーのショーウインドーを前に朝食を食べるシーンで知られる映画のタイトル「ティファニーで朝食を」を挙げて、捜査当局が捜査しているとの報道もある。
■小細工、ウソを重ねるも…リストラで発覚
しかし、レダーハースオクン容疑者が行った小細工は結局、徒労に終わる。今年2月、容疑者はティファニーの事業縮小に伴ってリストラされたからだ。
FBIによると、社内で昨年11月から始めた商品の棚卸し調査の結果、同容疑者が理由をつけて会社に報告していた商品の行方が分からなくなっていることが判明。会計処理もされていなかった。関係者はそのリストをみて驚いた。
18カラットの金のダイヤモンドの腕輪に、プラチナか18カラットの金のダイヤモンドのイヤリング、ダイヤモンドの指輪、18カラットの金に宝石をちりばめた腕輪、プラチナ、ダイヤモンドのペンダント…。総額は計約130万ドルにも膨らんだ。
そのうえ、同容疑者は会社に対し、虚偽報告を繰り返していた。
例えば、2月の退社後に上司が行方不明の商品を捜すことを見越して、その報告書の下書きがコンピューター上にあると主張。上司がそんな報告は知らないと言うと、オフィスに白い封筒を残したと、さらにウソを重ねた。
多額のカネはどこに消えたのだろうか。
告訴状などによると、消えたカネは夫の口座へと流れ、それを元手にヘッジファンドを運用していたともされる。商品開発・管理の責任者という自らの立場を利用し、商品の窃盗を繰り返し、ウソにウソを塗り重ねる…。セレブの割には小ざかしい犯行だった。
■歪(ゆが)んだ欲望の果て…
警視庁は今年6月、ティファニーの偽物のペンダントを販売目的で所持していたとして商標法違反容疑で、会社経営の中国籍の夫(34)と妻(36)両容疑者=いずれも大阪府羽曳野市=を現行犯逮捕した。中国から仕入れた偽物をネットオークションで計1千万円売っていたとされ、調べに対し「生活費が欲しかった」と容疑を認めている。
高価な本物であろうと、偽物であろうと、カネ欲しさという「歪んだ欲望」が犯行に至らせたという意味では、レダーハースオクン容疑者も、中国人夫婦も変わらない。
25万ドルの保釈金を支払い釈放されたが、米メディアに対しノーコメントを貫いているという。なぜ犯罪に手を染めたのか。真実は今後の法廷で明らかになる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130714-00000547-san-n_ame
※この記事の著作権は配信元に帰属します。
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米国の高級宝飾ブランド「ティファニー」製で、総額約1億3千万円ものダイヤモンドやプラチナの指輪やイヤリングを盗み、売りさばいていたとして、同社の女副社長(今年2月に退社)米連邦捜査局(FBI)が逮捕された。製品開発・管理のトップだった自らの立場を悪用し、容疑者に落ちた“セレブ”な副社長。裁判で有罪と判断されれば最高で禁錮30年を科される可能性もあるという。
(大谷卓)
■1回1万ドル以下の商品を…
FBIによると、逮捕されたのは同社の前副社長、イングリッド・レダーハースオクン容疑者(46)。製品開発、管理を担当する副社長だった2012年11月から今年2月までの間、ダイヤモンドやプラチナの指輪、ペンダントなど計165点を、ニューヨーク・マンハッタンの仲介人に転売し、計130万ドル(計1億3千万円)を盗み取った疑いがもたれている。
手口は“巧妙”だった。
販売しても問題がない商品を「傷がついている」と理由をつけたり、「紛失した」などとしたりして会社に報告。同僚らに疑われないように、持ち出す商品は1回につき、1万ドル以下に限定。売却先には「わたし個人のものだ」と説明していたという。
米ジョージタウン大を卒業後、ティファニーへ。夫は、富裕層や機関投資家からカネを集めて運用するヘッジファンドのマネジャーを務め、世界有数の金融機関UBSの元重役とされるヤリ手だ。2人は、米コネティカット州の高級住宅街ダーレンに居宅を構え、セレブな生活を送っていた。
女優オードリー・ヘプバーンさんがティファニーのショーウインドーを前に朝食を食べるシーンで知られる映画のタイトル「ティファニーで朝食を」を挙げて、捜査当局が捜査しているとの報道もある。
■小細工、ウソを重ねるも…リストラで発覚
しかし、レダーハースオクン容疑者が行った小細工は結局、徒労に終わる。今年2月、容疑者はティファニーの事業縮小に伴ってリストラされたからだ。
FBIによると、社内で昨年11月から始めた商品の棚卸し調査の結果、同容疑者が理由をつけて会社に報告していた商品の行方が分からなくなっていることが判明。会計処理もされていなかった。関係者はそのリストをみて驚いた。
18カラットの金のダイヤモンドの腕輪に、プラチナか18カラットの金のダイヤモンドのイヤリング、ダイヤモンドの指輪、18カラットの金に宝石をちりばめた腕輪、プラチナ、ダイヤモンドのペンダント…。総額は計約130万ドルにも膨らんだ。
そのうえ、同容疑者は会社に対し、虚偽報告を繰り返していた。
例えば、2月の退社後に上司が行方不明の商品を捜すことを見越して、その報告書の下書きがコンピューター上にあると主張。上司がそんな報告は知らないと言うと、オフィスに白い封筒を残したと、さらにウソを重ねた。
多額のカネはどこに消えたのだろうか。
告訴状などによると、消えたカネは夫の口座へと流れ、それを元手にヘッジファンドを運用していたともされる。商品開発・管理の責任者という自らの立場を利用し、商品の窃盗を繰り返し、ウソにウソを塗り重ねる…。セレブの割には小ざかしい犯行だった。
■歪(ゆが)んだ欲望の果て…
警視庁は今年6月、ティファニーの偽物のペンダントを販売目的で所持していたとして商標法違反容疑で、会社経営の中国籍の夫(34)と妻(36)両容疑者=いずれも大阪府羽曳野市=を現行犯逮捕した。中国から仕入れた偽物をネットオークションで計1千万円売っていたとされ、調べに対し「生活費が欲しかった」と容疑を認めている。
高価な本物であろうと、偽物であろうと、カネ欲しさという「歪んだ欲望」が犯行に至らせたという意味では、レダーハースオクン容疑者も、中国人夫婦も変わらない。
25万ドルの保釈金を支払い釈放されたが、米メディアに対しノーコメントを貫いているという。なぜ犯罪に手を染めたのか。真実は今後の法廷で明らかになる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130714-00000547-san-n_ame
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