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ザ・ドキドキどっきり 7月4日



絶叫・爆発・パニック新シリーズ待望復活!

今田耕司、東野幸治、三田友梨佳、加賀美セイラ、勝俣州和、菊地亜美、JOY、武井壮、田中卓志(アンガールズ)、壇蜜、TKO、長野美郷、藤井隆、藤森慎吾(オリエンタルラジオ)、三浦マイルド、山本美月、ローラ、和田アキ子、寺門ジモン ほか



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アップルの「iWatch」、中国では商標問題でトラブルか 他社がすでに登録

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米アップルが「iWatch」の商標登録を世界各地で出願していたことが分かった。時計型端末の新商品の名称だとうわさされている。ただ、中国本土ではすでに他社が同名で商標を登録しており、中国での発売にあたっては商標問題でトラブルになる可能性もある。アップルはこの件についてコメントしていない。4日付新京報が伝えた。



中国ではこれまでに9社が「iWatch」の商標を登録しており、このうち3社は「腕時計」「コンピューター周辺機器」の分野での登録で、アップルの製品とトラブルになる可能性がある。ただ、これら3社の商標は現在、無効の状態だ。このほかに類似の商標では、「iWatching」も台湾企業が登録していることが分かった。

(編集翻訳 恩田有紀)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130704-00000032-xinhua-cn
※この記事の著作権は配信元に帰属します。

焼きショウロンポウの店【王府井】






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サーベルタイガー、アゴの力は弱かった

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((((((( ‥)ノ |EXIT|




 古代の肉食獣の中でも、上あごから伸びる長い犬歯が特徴的なサーベルタイガー(剣歯虎=けんしこ)は特に有名だ。3族に分類されるサーベルタイガーは、専門家のみならず多くの人々の興味を誘ってきた。特に獲物の倒し方については、ことさら高い関心が集まるようだが最近、バイオメカニクスに基づく新たなコンピューターモデルを駆使した研究結果が発表された。

 研究グループのメンバーであるアメリカ、オハイオ大学の古生物学者ローレンス・ウィットマー氏は、長い牙による獲物の捕獲方法や外敵への攻撃方法が、生物進化の過程でどのように発達してきたのかを解明するきっかけになるのではと期待している。今回は最新の成果について解説してもらった。

◆サーベルタイガーにはいろいろな種類がいたようですが?

 はい。スミロドンなどがよく知られていますが、そのほかにもさまざまな種が存在しました。ティラコスミルス(Thylacosmilus atrox)と呼ぶ肉食獣も似ていますが、ネコ科のサーベルタイガーとは全く異なる種で、むしろ有袋類に近かったと考えられています。

◆サーベルのような牙を持った動物はいろいろいたんですね。生息年代は?

 ティラコスミルスは、およそ700万年前に現在のアルゼンチン一帯に生息していました。一方、ネコ科のスミロドンは、ティラコスミルスより500万年後に現在の北アメリカ一帯に進出します。

 サーベルタイガーのような動物はもはや存在しませんが、生物進化の歴史の中で眺めるとこれはむしろ特殊な状況です。捕獲や攻撃手段として長い牙を持つ動物はこれまで、哺乳類の進化史の中で繰り返し出現しました。いわゆる“反復進化”と呼ぶ現象です。この先500万年後、1000万年後、あるいは1500万年後に再び出現する可能性は十分にあります。

◆バイオメカニクスモデルを使った研究手法とは?

 まず頭蓋骨の化石をCTスキャン撮影し、その情報をコンピューターに取り込んで骨格モデルを作成します。次に橋や建物の構造シミュレーション用ソフトウェアなどで、骨格が応力や歪みに対しどのように応答するのかを解析します。結果を画像に出力する際に応力の大きさによって色分けすれば、骨格の強弱がひと目で判別できるわけです。

◆解析の結果わかったことは?

 スミロドンとティラコスミルスはどちらも、サーベル状の牙で獲物を仕留めるにも関わらず、あごの力はそれほど強くないことがわかりました。われわれが注目したのは、頭を押し下げる役割を持つ首から頭部にかけての筋肉です。分析の結果、獲物を捕らえる際にスミロドンやティラコスミルスは、体に噛みつくのではなく、首の筋肉を使って牙を突き立てたという結論に至りました。

 また彼らは足がそれほど速くなく、待ち伏せして獲物に襲いかかっていたと考えられます。前肢にも強力な筋肉を備えていたようですが、それはむしろ牙を突き刺す際、獲物の体を押さえつけるための武器となりました。

 また体の構造から判断すると、ネコ科のスミロドンよりも有袋類の仲間であるティラコスミルスの方が、この捕獲方法に向いていたこともわかりました。

◆意外な事実とは?

 スミロドンとティラコスミルスについて今回、両者の違いが明らかになろうとしています。有袋類の仲間は生物進化のより早い段階で分岐しているため、原始的な動物と誤解されがちです。しかし、獲物の捕獲方法などいくつかの点から見て、古いティラコスミルスの方がスミロドンよりも進化した動物だと言えます。

◆古生物の習性を探る目的は?

 これまで地球上に出現したさまざまな生物の実態解明が使命であるわれわれ古生物学者にとって、それが本来行うべき研究活動であることは言うまでもありません。ただ、より広い視点に立てば、過去に存在した生物のさまざまな特質と、生物進化との相互関係を理解する上で有効な手段だと言えます。

 また工学的な技術を応用した今回の手法は、絶滅生物の研究手段としては画期的なものです。過去の生物を知る手立てが新たに確立されたという点でも重要な成果です。

 今回の研究結果は、米オンライン科学誌「PLOS ONE」に6月26日付けで掲載されている。

Christine Dell'Amore for National Geographic News

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130704-00000005-natiogeog-sctch
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FISHERMAN’S BAG






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シガー・ロス『Kveikur』 【インタビュー】〈原点回帰〉を経て音楽的な新境地を切り拓いた新作

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その導火線に点けられた火を、誰も消すことはできないだろう。パワフルなベースとドラムス、そして美しい歌声に導かれ、いま新たな物語が幕を開けようとしている

サウンドから溢れ出る興奮

今年5月に開催されたジャパン・ツアーでは、日本武道館をソールドアウトにするという快挙を成し遂げたシガー・ロスが、3人編成になってから初となるニュー・アルバム『Kveikur』をリリース。近作とはガラリと雰囲気を変えた本盤は、新章の幕開けを鮮烈に告げる一枚である。

まずは前作『Valtari』からの流れを簡単に整理しておこう。実のところ、『Kveikur』のソングライティングが始まったのは『Valtari』に着手する前。ヨンシーのソロ活動が一段落し、シガー・ロスを再始動させる時点でキャータン(キーボード)の脱退はすでに決まっていたため、残る3人で曲作りをスタートさせたそうだ。しかし、まだキャータンと手掛けて未完成のままになっているナンバーがいくつか残っていたため、先にそれを仕上げてしまおうということで、『Valtari』が誕生した。シガー・ロスにしては珍しく、過去の音源に手を加えた編集盤的な内容になっていたのには、そのような理由があったのである。

彼らにとっては変則的なアルバムだったこともあり、何度もレコーディングの中断と再開を繰り返して作業は難航。その努力が実って『Valtari』は全米7位、全英8位というバンド史上最高のチャート・アクションを見せたが、メンバーにとってはセールス面での達成感よりも、ようやく苦しい制作が終わったという解放感のほうが大きかったようだ。実際、『Valtari』から約11か月という短いスパンで『Kveikur』が届けられたことからも、いまの彼らの精神状態の良好さとバンドとしての勢いが感じられるだろう。

「新作のレコーディングには本当に興奮した。『Valtari』は作るのがとても大変なアルバムだったから、新しい曲に取り組めてワクワクしていたんだ。その興奮はサウンドからも感じ取れると思う」(ヨンシー、ヴォーカル/ギター/キーボード/ハーモニカ:以下同)。

確かに、深い霧の向こうから聴こえてくるようなアブストラクトで幽玄とした前作とは対照的に、本作からは溢れんばかりのエネルギーが感じられる。アルバムのタイトルはアイスランド語で〈導火線〉を意味するらしく、なるほど、ここでのサウンドは力強くて爆発的だ。特に象徴的なのは重苦しい轟音で迫り来る“Brennisteinn”で、これはさしずめ〈シガー・ロス流のヘヴィー・メタル〉と言ったところだろう。〈こんなシガー・ロスは聴いたことがない〉——思わずそんな言葉が口をついて出るくらい衝撃的な一曲である。総じて「とてもムーディーで、ダークで、ところどころ容赦ない感じのアルバム」とのヨンシーのコメントが、ぴったりと当てはまる内容だと言っていい。


キーワードは〈原点回帰〉

もちろん、彼らの大きな魅力のひとつである、母国アイスランドの自然を思わせる神秘的な空気感や、純粋で繊細な雰囲気は変わらない。だが、いつもは穏やかで美しい自然も、時には牙を剥いて猛威を振るうことがある。『Kveikur』にはそんな荒々しさも備わっているように感じた。

「うん、実際に歌詞はこれまでよりもダークな内容で、自然と人間をテーマにしているところがあるから、君の言っていることはよくわかる。ただ、いつもよりヘヴィーに聴こえるのは、キャータンが抜けたぶん、ドラムスとベースがアルバムを引っ張っていくようなサウンドにしたからかもしれないね。3人になってしまったから、これまでとは違う音作りをしなくちゃいけないっていうことで、コンピューターのプラグインもたくさん使った。僕はギターを弓で弾いてみたし……。そうやって自分たちで演奏した楽器の音色を、サンプリングして楽曲を組み立てていったんだよ。とにかく、いっぱい実験をしたんだ。いままでのアルバムは互いに音で会話しながら作っていくような感じだったけど、今回は実際に話し合うようになって。そこで出てきたキーワードが〈原点回帰〉だったんだよね。『Valtari』の前に発表した2枚のアルバムはポップな作品だったから、それ以前みたいにムーディーでダークな方向に持っていきたいっていうのが意識にあったんだ」。

ヨンシーが〈原点回帰〉という言葉を出している通り、やはり新たに3人編成となったところで、もう一度デビュー当初の気持ちに立ち返り、心機一転してアルバムを作りたかったのだろう。バンド史上もっともアグレッシヴな仕上がりでありながら、どこか晴れやかで風通しが良いというアンビヴァレンスを感じさせるのも、そういった点に起因しているのかもしれない。何にせよこのニュー・アルバムは、気持ちのうえではリフレッシュしつつ、音楽的にはさらなる新境地へと向かってみせた作品だ。ここからシガー・ロスの新しい時代が始まる——本作を聴けば、誰もがそう確信させられるに違いない。


★記事の続きは下記リンクからどうぞ!


(インタヴュー・文/小林祥晴 bounce356号掲載)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130704-00010000-tower_r-musi
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インフィニシス、家の間取り図を作成できる「一軒楽着6 for Windows」

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インフィニシスは3日、家の間取り図などを作成できるデザインソフト「一軒楽着」の最新バージョン「一軒楽着6 for Windows」を発表した。同社が運営するオンラインショップ「Shop Infinisys」ですでに販売しており、販売価格はダウンロード版が3,480円、パッケージ版が3,980円。なお、発売記念として7月10日まで、ダウンロード版を2,436円の特別価格で販売する。

一軒楽着は、簡単な操作で家の間取り図が作成できるデザインソフトウェアで、不動産業務をはじめ、自宅の設計や学校でのコンピュータ実習に適しているという。間取り図の作成を応用することで、地図やフローチャート、配線図といった図形の作成もできる。

最新バージョンでは、CADソフトウェアで用いられるDXFファイルの読み込みと書き出しのほか、サイズ変更時の縦横比率の固定やファイルメニューの読み込み項目からグラフィックスファイルの読み込みが可能となった。また、「連続壁ツール」や「連続空中壁ツール」といったツールを新たに搭載した。

対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130704-00000154-mycomj-sci
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no.9 城隆之×IFNi Coffee 松葉正和対談 至高を求める作り手の思い

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365日音楽を作り続け、音と共に暮らす日々を送る音楽家のno.9こと城隆之。彼の名を一躍世に知らしめたアルバム『good morning』『usual revolution and nine』を発表して以来、長く日本のエレクトロニカシーンの第一線で活躍してきた重要人物だ。そんな彼が約3年半の長き沈黙を破り、ニューアルバム『The History of the Day』をこの度リリース。本作に至るまで長らく真の作品を生み出せなかったと語る城が、日々の営みから見出した新たな境地がここに示された。



一方、アルバムリリースを記念した本記事にて彼が対談相手へと指名したのは、静岡でひとり珈琲ロースターを営む「IFNi Coffee」の松葉正和。城が強く感銘を受け、生み出す音楽にも少なからず影響を受けたと語る「IFNi Coffee」の松葉は、中東やヨーロッパを中心とする各国に長く滞在した豊富な経験と知識から、「世界基準」の珈琲を日々追求している。no.9のスタジオで、松葉が淹れる珈琲を飲みながら交わされた本対談。同世代でもあるふたりのやり取りから見えてきた、彼らがストイックに追求する至高の1曲、至高の1杯とは?

■音楽も珈琲も、世界中の誰もが楽しめる日常のものですよね。(松葉)

—互いのもの作りの姿勢に尊敬し合っているというおふたりですが、出会いのきっかけは?

城:まず僕は珈琲が大好きで、毎朝好きな豆を挽き、おいしい珈琲を飲んでから音楽を作り始めるのが日課なんです。それを周りの友人もよく知っていて、たまたま近所でやっていたイベントに「なんか美味しい珈琲を淹れる人がいるよ」と言われて行ってみたら松葉さんがいて、瞬時にただ者ではないオーラを感じて(笑)、すぐに話しかけたのがきっかけ。なにしろ、いきなり見たこともない珈琲の淹れ方を目の当たりにしましたからね。ご自分で器具を研究されてる人を見たのは初めてでした。

松葉:あのときはイベントの主旨もよくわからずに珈琲を出していたんですけど、城さんと出会えたいい機会でしたね。

城:それから、たまたま僕が友人たちとやっているコミュニティ「fairground」で珈琲のワークショップを開催することになり、松葉さんをお呼びしたんです。そこで、珈琲はもちろんですけど、松葉さんのものを生み出す姿勢そのものに深く共感したんです。

—おふたりの共通点は、音楽と珈琲という全く違うジャンルではあるけれど、常に「至高のもの」を目指す姿勢にある、と。

城:「至高を目指す」って、もちろん音楽家としては当然のことなんだけど、それって他者と比べてどうかってものではなくて、あくまでも自分の中で、常にベストを探っているんです。ただ、音楽って人に聴いてもらって初めて魂が宿るものだとも思うから、そのバランスといつも戦っています。それこそ、珈琲も世界中の人が飲んでいて、どこにでもあるものですよね。「おいしい珈琲」なんて、最近ではコンビニの商品にも書いてあるぐらいで。

松葉:それぐらい珈琲に対する価値観が浸透してきてるってことなんでしょうけどね。ただ、日本って色んな情報が入ってくる国だから、アメリカのスタイルとか、エスプレッソの文化とか、今「おいしい」と感じる味自体が輸入されてきたものだと思うんです。一方、世界地図を見てみれば、世界はもっと広いことがわかる。 僕はもうかれこれ20年ほど、ヨーロッパや中東の世界各国で焙煎修行をしながら、世界各国で珈琲が飲まれている中、「世界基準」の味って何だろうといつも考えるんです。

—世界中にさまざまな味覚があるわけですから、すごく難しいテーマですよね。珈琲を飲むスタイルや文化もさまざまでしょうし。

松葉:インスタントコーヒーがシカゴで発明されたのが19世紀末、ちなみにそれは日本人の研究者が開発したものだったりするんですが、それまではどこの家庭でも生の豆を買って、各家庭で焙煎していたんですよね。つまり珈琲って、ステータスでも何でもなくて、人々の日常に根ざしたものだったんです。

音楽も、世界中の誰もが楽しめる日常のものですよね。それ自体がコミュニケーションのツールになるし、自分にとって心地いい音楽を見つけたときって、ちょっぴり自信になるじゃないですか? その音楽は「自分を好きになるためのツール」にもなると思うんです。そういう意味では、音楽も、珈琲も、ファッションも、すべて同じことですよね。

■前作アルバムを出してからこの3年半の間、もう作品は出せないかもしれないと思っていたんです。(城)

—世界基準の味というのが、松葉さんにとって「至高のもの」になるのでしょうか?

松葉:「至高を目指す」ことに関して言えば、僕の仕事は、飲んでくださる方たちへの「基準の提案」だと思うんです。毎日の焙煎に始まり、粉の量や温度、淹れ方に至るまで、僕が目指す世界基準の味を提供することで、それぞれが好きな味を見つけてもらいたい。

—確かに何か基準になる珈琲があれば、他の珈琲を飲んだときに、比較しやすくなりますね。

松葉:今って、メディアや他の誰かが「いい」って言うものより、個人が自分で選んだものが主になっていく時代だと思うんです。自分で自分がいいと思うものを選択する。それは生活を豊かにすることでもあるし、人が「いい」と言ったものに比べて持続性もある。いい音楽はいつも聴きたいし、いい珈琲はいつでも飲みたいですよね。

城:ただ、作る身からすると、「いい」のハードルってどんどん上がっていくんだよね。実は僕自身、前作のアルバムを出してからこの3年半の間、もう作品は出せないかもしれないと思っていたんです。というのも、5作目の『usual revolution and nine』は精神的にも極限の状態で作ったアルバムで、そこへ立ち向かうためにすべてを音楽だけに集中していた。結果、あのアルバムはすごく評価されたし、絶大な影響力を持つものになりました。でもそれ以来、あのときの感覚を求めてしまって、ちょっと前の自分を模倣するようになってしまったんです。作品をリリースすることは、エゴの排出ではなくプロフェッショナルの仕事だと僕は思っているから、そのままではいけないと強く感じました。仕事では何十、何百曲と作っていたんだけど、自分の作品は一切新曲を作れない時期があったんです。

—今回アルバムをリリースするということは、その状態から立ち直ったわけですよね?

城:あの震災があって……すっと音楽が作りたくなったんですよね。目の前の日常が崩れたときにこそ、日々のことを改めて考えるようになって。僕は野球のイチロー選手が大好きなんだけど、彼のコンセプトは「ベストな自分を作るために、自らにルーティンを課す」こと。震災以降はそのルーティンを特に意識するようになりましたね。とにかく、毎日作り続けることしかないと思ったんです。このアルバムを作るまで、おそらく60曲以上はボツにしていて、今までで一番多くの曲を作ったんじゃないかな。というより、「あがいた」というほうが正しいかも。今完成したCDを前にして、ようやくここまで来たか、と感極まるものがあります。

—それだけ多くの曲を作られていた中、何を基準に今回の収録曲をセレクトされたんですか?

城:「誰かの心を動かそう」と思って作った曲は結局ダメでしたね。最後に確信を持てるのは、自分の心が動いたものだけ。心とか感動って言葉にするとすごくチープなんだけど、音楽は一瞬でわかってしまうんです。よく、生歌だから、生の楽器だから心が動くなんて言われるけど、そういうことは音楽とは全く関係ないし、コンピューターだけでも心に届く音楽は絶対に作れると思います。

■「自信」って、文字通り自分を信じることだけど、自分を信じるための行為や経験が今の自分を作っている。(松葉)

—とにかく自分が感動するものを求めてあがき続けることで、見えてきたものがあったんですね。

城:そうですね。音楽を提供するプロフェッショナルとして、そういう僕自身のケジメとして、とにかく音楽を作ることに集中してようやく生まれたのが今回のアルバム。だからこれは単なる通過点ではないし、今これ以上のものは作れないと言い切れる自信はあります。

—「今これ以上のものは作れない」と言い切れるほどに、極限まで身を削って作りあげた作品。まさに今の城さんにとって、至高の作品ということですね。

城:今回の対談で松葉さんと話したかったのは、まさに自分がこういう経験をしたからなんです。話を聞けば聞くほど、松葉さんは常に上を目指し続けているのがわかる。それって、社会に対してというより、「自分が見る社会」に対して抗っている気がするんです。

松葉:自分の経験とかキャリアによって、その都度、その状況で何ができるかが変わってきますよね。「自信」って、文字通り自分を信じることだけど、自分を信じるための行為や経験がいまの自分を作っている。僕は、毎日焙煎の作業をしながら、そのときのベストを尽くすことを常に考えています。「最高の焙煎」って、昨日よりいい仕事をすることからしか生まれない。一つひとつの作業に、心が込もっているかどうかで変わってくるんです。

■必要としてくれる人がいるから、続けられるんですよね。(松葉)

—先程の城さんのお話にも似ていますね。毎日ひたすら作り続けたっていう。

城:松葉さんは365日珈琲の世界にいて、一方、僕も毎日曲を作るような生活をしていて、ある種の職業病というか、何を見ても音楽に見えてくるんですよね。毎日その世界にいる分、自分が信じられる「本物」を見つけることがどれだけ難しいかと痛感する。僕のコンセプトは「音と共に暮らす」というもので、一見やわらかい印象を持たれることもあるんだけど、それがどれだけ大変か! と。今よりもっと良くするには、常にハードルを上げていかなければならない。毎日の苦痛も引き受けながら、それでも更なるベストを求めてしまうんだよね。

松葉:ストイックになりますよね。追い込んで、突きつめたくなる。

城:もうひとつ僕を突き動かす原動力は、リスナーへの責任感でもあって。珈琲も音楽も人に差し出すものだよね。それがすごく感動されたりすると、その期待にもっと応えたいと思う。たとえば、ライブ会場で一番育つのは自分自身なんです。ステージの上から歓声が聞こえると、どんどんとアドレナリンが上がっていって、自分が変わっていくのがわかる。この仕事を20年続けてきて、周りの人に育てられながら、僕らはここに立っているんだよね。

松葉:必要としてくれる人がいるから、続けられるんですよね。

城:そう、至高を目指しているんだけど、決して孤高ではない。

—受け手にとっては、どのように音楽とつき合っていってほしいと思いますか?

城:僕の音楽を聴いてくれる人にとって、いつも最高のチョイスのひとつでありたいと思っています。素晴らしい音楽は毎日山のように生まれていて、僕はそのすべてに影響されるし、継続の力にもなる。

松葉:珈琲も音楽も好みって変わっていくもので、作る側も影響を受けますよね。その状況で、今の自分の最高を世の中にさらけ出すことは勇気もいる。でも「自分が作りたい味」があるから、諦めることなくやり続けちゃうんです。それに、人のためになってることが感じられると嬉しいですね。

城:報われるよね。でも、今度は「人のため」が原動力になると嘘になるし、やっぱり自分のエゴがないと、こんなこと続けられない。

松葉:自分が作るものに感動したい、という思いはありますね。

城:これだけ長年やっていても、まだ夢を見ていて、自分の可能性を自ら作ってるんだと思う。CDを1枚出すことも、僕にとっては大きな出来事だけど、これは新たな夢の始まり。そしてやっぱり、モノとして目の前に現れるCDが出来上がったことには、代え難い喜びがあります。

■すべての曲は、誰かのドラマになるかもしれないし、日常の小さな出来事かもしれない。(城)

—松葉さんは世界基準の味を追い求める上で、なぜ静岡でIFNi Coffeを始めたんですか?

松葉:静岡は年間の気温変化があまりないので、季節によって環境に左右されることが少なくて、日本国内でも特に焙煎に適した環境なんです。僕は毎日焙煎をするときや珈琲を淹れるとき、世界地図を頭に思い浮かべて、今頃ヨーロッパでは、アメリカでは、こういう焙煎で、きっとこういう味を作っているだろうなと想像する。そして静岡から生まれる僕の珈琲が、世界地図にマッピングされる「世界基準」の珈琲のひとつでありたいと思います。何百年も歴史を持つ珈琲だけれど、今の時代、今生きている中でベストを尽くしたい。それを目指す人は世界中に何人もいるけれど、自分自身をベストの状態に持っていくことが一番なんです。それ自体が自分の生き方になるし、日常になっていく。

—まるでアスリートのようですね。毎日自分の身体と向き合いながら、世界を目指していくというか。

城:僕はスポーツも大好きなんだけど、スポーツが究極的なところは、アスリートたちの選手生命の短さなんだよね。20代、30代で引退を迎えるなんて、僕らにしたら考えられない。きっと彼らは日々、生の燃焼をもっと感じているはず。彼らのことを見ていると、おちおち怠けてられないって思いますね。

—最後に、no.9のニューアルバム『The History of the Day』についておふたりの想いをお聞かせください。

松葉:至高の1曲も、至高の1杯も、どちらも体で摂取するものだし、国境を超えられるものですよね。今、バックで流れている城さんの新曲を聴いていると、ジャンルや国を越えて、もっと自由なものを感じます。

城:毎日のことが作用し合って、形作られていく。そうして音楽を作り続けてきたからこそ、確実にターニングポイントになる今回のCDは、ジャンルを越えて人に届けたいし、とてもヒューマニスティックなものだと思うんです。すべての曲は、誰かのドラマになるかもしれないし、日常の小さな出来事かもしれない。1曲ずつまじめに取り組んできたので、大切に向き合ってもらえると嬉しいですね。

—城さん、松葉さん、ありがとうございました。8月11日、代官山UNITのワンマンライブも楽しみにしています。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130704-00000663-cinranet-musi
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AOKI takamasa『RV 8』 【レビュー】分裂・結合を繰り返す8つのグルーヴ。進化を遂げたAOKI流音響ファンク作

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分裂・結合を繰り返す8つのグルーヴ。進化を遂げたAOKI流音響ファンク作

90年代半ばより制作環境にいち早くコンピュータ/ソフト・ウェアを導入して独自の音響表現を実践。映像作家・高木正勝とのユニット=SILICOMで鮮烈なデビューを飾ったAOKI takamasa(現在巷で聴かれる一部の音響音楽はここで既に完成している)。2004年にパリに、そして2008年にはベルリンに活動の拠点を移すなど(現在は大阪在住)、ずば抜けて高い意識と音楽性でワールドワイドに活躍し、その後のエレクトロニック・ミュージックをリードし続ける彼が、5年ぶりとなる新作をドイツの名門RASTER-NOTONよりリリースした。

この『RV8』、タイトルの由来は「Rhythm Variation 8」からということで、連連たるリズムとグルーヴのヴァリエーションが用意されている。前作『PRIVATE PARTY』以降、RASTER-NOTONや、スイスの新興レーベルSVAKTから12インチをリリースするなど、そのサウンドがよりシンプルによりストイックに研ぎ澄まされていくのを耳にはしていたものの……正直、ここまで機能美とエネルギーに満ちたミニマリズムを聴かせてくれるとは思わなかった。いつになく低音の効いたキックと足回りのよいベースライン。めっぽうシャープなのにスポンジのように富んだ伸縮性。ランダムで奇異をてらった面白さというよりも一音一音丁寧に作り込まれた面白さ。そして、砂原良徳のマスタリングによりさらに研磨された美しすぎる音のフォルムと光沢。

3年前、彼にインタヴューした時に語っていた「できる限り自然なバイオリズム、物理法則にかなったタイミングで音を鳴らすことをずっとやってきた」という言葉通り、すべての音が必要なところに存在し、ポップの名の下に必然的なテンポと鳴りを宿す音楽。迷いのない、まるで呼吸をするように感覚的で正確なリズムミュージック。それは複雑に入り組んだ突起だらけの海岸線のようでいて、じつに滑らかに調和された宇宙のシステムを描いている。


(text:久保正樹 intoxicate vol.104掲載)

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【リコール】マツダ デミオ i-stop搭載車…再始動後ハンドルが重くなる恐れ

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マツダは7月4日、「デミオ」の電動式パワーステアリングに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。



対象となるのは、2011年6月23日〜2013年4月17日までの間に製作された6036台。

アイドリングストップ仕様車のパワーステアリング制御用コンピュータのプログラムが不適切なため、アイドリングストップ状態からエンジンが自動で再始動した後に、まれにパワステ機能が作動せず、ハンドル操作力が増大するおそれがある。

全車両、パワーステアリング制御用コンピュータのプログラムを書き換えるか、制御用コンピュータを対策品に交換する。

不具合発生件数は64件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。

《レスポンス 編集部》

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くりぃむクイズ ミラクル9 3時間SP 7月3日



奇跡が乱発クイズ決戦豪華俳優が大暴れ3時間SP!

くりぃむしちゅー、井ノ原快彦、有吉弘行、池田鉄洋、大家志津香、押切もえ、具志堅用高、高橋茂雄(サバンナ)、田口浩正、武田鉄矢、津田寛治、生瀬勝久、羽田美智子、浜谷健司、原沙知絵、向井慧、宮崎美子、久冨慶子

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